ACL初のベスト4に進んだ横浜FMは、アウェイで蔚山現代との準決勝第1戦に挑んだ。
試合は立ち上がりから激しいバトルが繰り広げられ、互いにゴール前へと迫るシーンを増やしていった。横浜FMは9分にチャンス。宮市亮がカットインからシュートを狙うと、相手にディフレクションしてボールはゴールへ。これは蔚山のチョ・ヒョヌが何とか弾き出したが、横浜FMを好機を作っていった。
試合が動いたのは19分だ。逆サイドから展開してきたボールをイ・ミョンジェが受けてクロスを挙げると、中央で受けたチョ・ミンギュが丁寧に落とし、それにイ・ドンギョンが得意の左足でシュート。これがゴールネットを揺らし、蔚山が先制点を手にした。
失点後は、横浜FMが強度を上げながら攻勢をかける。だが、チャンスは作れるも、なかなかゴールを生み出すことができないまま前半を終えることになった。
後半も大きく流れは変わらない。横浜FMがボールを握ったが、前半同様にチャンスを作っていくもゴールネットを揺らすことができず。一方で、前がかりになったところからカウンターでピンチを招くなど、苦しい時間が続いた。
結局、終盤は横浜FMが交代カードをりながら立て直しを図ったが、81分に迎えたヤン・マテウスのシュートは枠に収めることができず。終盤はさらに構成を仕掛けたが、1点が遠くタイムアップの笛を聞いた。初戦を0-1で敗れた横浜FM。1週間後に横浜国際総合競技場で行われる第2戦で逆転での勝利を目指すことになる。
■4月17日開催 結果
・ACL準決勝：
蔚山 1-0 横浜FM
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