首位インテルは、2位ミランとのミラノダービーに挑んだ。この試合に勝利すれば今季の優勝が確定する運命の一戦、18分にはCKから最後はアチェルビが頭で押し込んで幸先良く先制に成功すると、後半開始直後にもテュラムがカットインからシュートを突き刺してリードを2点に広げる。その後80分にはトモリに1点を返され、終了間際には両チームの激しい衝突で退場者を出したものの、2-1のまま試合終了。この結果、インテルが3シーズンぶり20回目のスクデット獲得を達成した。
一方ローマとボローニャによる上位対決は、アウェイのボローニャに軍配。前半の内にエル・アズジとザークツィーのゴールで2点をリードすると、55分に1点差まで詰め寄られたが、65分にサーレマーケルスがダメ押しの3点目を決め、3-1の勝利を飾っている。
また、鎌田大地が4試合連続で先発したラツィオは、ジェノアに1-0で勝利。67分、鎌田がボールを預けてボックス内に侵入し、リターンパスを受けてラストパス。これをルイス・アルベルトが押し込んだ。鎌田の今季2アシスト目が決勝点となっている。その他、ユヴェントスはカリアリと2-2のドロー、ナポリはエンポリに0-1で敗れた。
この結果、インテルの優勝が決定。2位ミランが勝ち点69、3位ユヴェントスが勝ち点65で続いている。また大一番に勝利したボローニャは、勝ち点62で4位に。5位ローマとの差を7ポイントまで広げることに成功し、来季チャンピオンズリーグ出場権が大きく近づいている。
セリエA第33節 結果まとめ
ジェノア 0-1 ラツィオ
カリアリ 2-2 ユヴェントス
エンポリ 1-0 ナポリ
ヴェローナ 1-0 ウディネーゼ
サッスオーロ 0-3 レッチェ
トリノ 0-0 フロジノーネ
サレルニターナ 0-2 フィオレンティーナ
モンツァ 1-2 アタランタ
ローマ 1-3 ボローニャ
ミラン 1-2 インテル
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