先月に行われたUEFAヨーロッパリーグ(UEL)準々決勝1stレグでローマに敗れて以降、公式戦5戦連続で勝利から遠のいているセリエA2位のミラン。日本時間6日、クラブOBでもあるアルベルト・ジラルディーニ率いるジェノアをサンシーロに迎えると、2度にわたってリードを許した末、一度は逆転に成功したが、試合終了間際のOGで3-3と引き分けた。
ミランは、クルヴァのサポーターが試合途中に席を離れるなど抗議の意思を示す中で試合を終え、指揮官のステファノ・ピオリが『ダゾーン』のインタビューで自身の見解を示した。ミラン指揮官は、敗戦の弁を述べつつ、抗議の意思を示したサポーターに対して一定の理解を示した。
「立ち上がりが悪く、最初の20分間はコンパクトになれず、守備面がうまくいかなかった。その後は自分たちの試合をし、数多くのチャンスを作り出した一方で、ミスも多かった。それでも試合の主導権は取り戻したのだが、回避できたはずの失点をしてしまった」
「パフォーマンス自体は良かったが、勝利を持ち帰ることができなかった。勝てていれば、順位表の上で重要になったはずだった。ただ、攻撃的で相手の脅威となるようにプレーしようとすれば、リスクを負わなければならない」
「ファンがこうした抗議の形を選択したことは、リスペクトしなければならない。我々にとってファンは常に付加価値だった。抗議を選択したのなら、それなりの理由があるはずだ。だがわれわれは、最後まで良いパフォーマンスを見せることに集中しなければならない。良い形でシーズンを終えるチャンスはある」
そんなミランについて、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は「ミラン、時間切れだ。急いで新監督を見つける必要がある」との見出しで批評を掲載した。
「ミラン周辺はカオスだ。ファンが横断幕や沈黙、空席のクルヴァで抗議した」と報道。「現在のミランのような不確かな状況にある環境をコントロールするためには、急がなければならない」と述べ、新監督を選定して来シーズンへ向けて方針を定めることで、事態収拾を図るべきとの見解を示している。「優柔不断が緊張感やいらだち、失望をあおり、怒りへと変わる」と警鐘を鳴らし、ミランの首脳陣に対して素早い決断を求めた。
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