セリエA第37節を終え、33ポイントで降格圏の18位に沈むエンポリは、日本時間27日、セリエAの最終節で6位の強豪ローマと対戦。13分にマッテオ・カンチェッリエーリのゴールで先制に成功したが、前半アディショナルタイムに同点に追いつかれた。
だが過去にクロトーネやジェノア、トリノ、サレルニターナで実績のある“残留請負人”ことダヴィデ・ニコーラが率いるエンポリは、セリエB降格が目前に迫った後半アディショナルタイムにおいて、元ミランFWエムバイェ・ニアンが勝ち越し点をマーク。2-1として土壇場で勝ち点3ポイントをもぎ取り、17位ウディネーゼとの直接対決に敗れて35ポイント止まりとなった16位フロジノーネを上回り、逆転でセリエA残留を決めた。
今年1月に19位と降格圏をさまよっていたエンポリの指揮官に就任すると、見事にセリエA残留へと導く奇跡を起こしたニコーラが、試合終了後の『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで喜びを語った。
「この18試合で表現してきたプレーやこれまでの道のりの全ては、プレーの美しさや選手たちの信じる力の観点から見ても、最も美しい残留決定であると個人的に感じた。他のチームも残留にふさわしかったと思うが、エンポリの選手たちやクラブのことを思うとうれしい。アイディアとアグレッシブさで果敢につかみ取った偉業だ」
「私がやって来てから、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。守備においても、攻撃においても、良いスコアを記録していた。またチームは、努力を通じて満足のいく結果を得られるはずだと謙虚な姿勢で受け止めていた」
ニコーラは、セリエA最終節まで残留争いを繰り広げたライバルのファビオ・カンナヴァーロ率いるウディネーゼと、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ率いるフロジノーネに言及。「ウディネーゼはわれわれと同様に、セリエA残留にふさわしかったが、おそらくフロジノーネも残留に値した。これほど長いリーグ戦の戦いの末、1ポイントの差なんてないようなものだ」と語り、健闘を称えた。
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