ヴェネツィアは、セリエBの最終節で1-2とスペツィアに敗れてセスク・ファブレガスらが率いる2位コモに及ばず、リーグ戦を3位でフィニッシュ。3位から8位までが参加する昇格POへと回ると、準決勝で6位パレルモに勝利して順当に決勝へ駒を進めた。
決勝では、5位カタンザーロを下して勝ち上がったジョヴァンニ・ストロッパ率いる4位クレモネーゼと対戦。日本時間31日に敵地で行われた第1戦をスコアレスドローで終えると、3日の第2戦を1-0と制し、ホームの観客の前で来シーズンのセリエA行きのチケットをつかんだ。
ファビオ・ペッキア率いる首位パルマ、セスク・ファブレガスらの2位コモに続いて、2年ぶりのセリエA復帰を決めたヴェネツィアの指揮官パオロ・ヴァノーリが、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで喜びを語った。ヴァノーリは、ヴェネツィアが昨シーズンにセリエBで降格圏をさまよっていた2022年11月に指揮官へ就任。わずか1年半でチームをセリエAへと導くことに成功した。
「最高だよ。シーズン途中、選手たちには(ヴェネツィア伝統の)レガッタ(ボート大会)のエピソードを見せ、『君たちはカナル・グランデ(ヴェネツィア島の中心部を流れる運河)にいる。乗り越えるのは難しいが、乗り越えるためには正しいタイミングをつかむ必要がある』と伝えたんだ」
「これは素晴らしい例えになったと思っている。ヴェネツィアは特別な街だから、特別な化学反応がみられるって? 確かにヴェネツィアは他の街とは完全に異なる。ファンも最高で、今日のような感動の瞬間には、それが伝わってくる」
ヴァノーリが指揮官に就任した直後の2022-23シーズンの第14節では、最下位のペルージャが先に勝利したため、ヴェネツィアは一時、暫定最下位へと転落した(直後にパレルモに勝利して再び19位に)。
「勝ったペルージャに追い抜かれて、われわれが最下位になった。当時、『これ以上の最悪はない』と言った。最下位だったわれわれこそ、セリエAへ行こうと思ったか? 良い意味でそう考えた。この結果は、われわれが傑作を作り上げたということだ」
ヴェネツィアは1907年に創設。セリエAに所属していた1999-2000シーズンに、元日本代表の名波浩氏がプレーしていたことでも知られる。
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