ファビオ・ペッキア率いるパルマは日本時間12日、2024-25シーズンの公式戦初戦となるコッパ・イタリア1回戦でパレルモ(セリエB)と対戦。20分にPKを失敗して先制のチャンスを逃すと、前半終了間際に元イタリア代表ロレンツォ・インシーニェの弟のロベルト・インシーニェに得点を許し、そのまま0-1で敗れた。なお、日本代表GK鈴木彩艶は出場せず、公式戦デビューはお預けとなった。
イタリア杯1回戦敗退に終わったパルマの指揮官は、試合後の記者会見の席で敗戦の弁を述べ、パルマが勝利を収めたガラタサライやアタランタとのテストマッチと比較して自身の見解を示した。
「失点は腹が立つ。あれはパルマにとって最高の時間帯だった。前半の終盤は非常に良いプレーをしていたが、不注意により高い代償を払うことになった。しかしチームのパフォーマンスは気に入った。最初の10分間を除けば、チームは自らの試合をしたと言える」
「ガラタサライやアタランタとの試合は戦術面で異なり、スペースやピッチの使い方が異なった。パレルモ戦では、(セリエBでの)過去のシーズンによく見られた試合だったと言える。それでもチームは多くのチャンスを作り出し、ゴールを狙ってプレーしていた。チームが変わったわけではなく、試合の種類が変わっただけだ」
続いてパルマ指揮官は、ガラタサライ戦やアタランタ戦では先発したものの、パレルモ戦では出番のなかったGK鈴木について語った。ペッキアは、21歳の日本代表GKが新天地で順調に適応していることを明かしつつ、アルゼンチン人GKレアンドロ・チチソラとのローテーションに言及した。
「スズキは非常にうまくチームに適応している。彼はイタリア語を勉強しているので、さらに適応が容易になるはずだ。ローテーションの話は、選手たちも意識しているだろう。私はチームの選手全員を必要としていて、その時々で判断するつもりだ。試合でプレーするにあたってフィジカルおよび心理面においてより良いコンディションの選手を選択することになる」
しかしイタリア杯では初戦敗退となったパルマ。イタリア人記者が「カップ戦用のGKとリーグ戦用のGKがいるはずだったが、カップ戦がなくなった今、どうするのか?」と質問を投げかけると、ペッキアは言葉を濁し、当面は毎試合で状態の良い選手を選択する考えを改めて示した。
「リーグ戦のためのGKがいることになるだろう(笑)。誰にするか決めたかって? 試合ごとに検討していきたい。今日、レオ(チチソラ)は良いパフォーマンスを見せ、スズキは素早い適応を見せている。したがって試合ごとに判断していきたい」
なおパルマは、日本時間18日にフィオレンティーナとのセリエA開幕戦に挑む。
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