今夏、シント=トロイデンから昇格組のパルマに加入し、セリエAに挑戦する14人目の日本人選手となった21歳のGK鈴木彩艶。アタランタやガラタサライとのプレシーズンマッチなどで好パフォーマンスを示すと、昨シーズンのパルマのセリエB優勝に貢献したGKレアンドロ・チチソラとのポジション争いを制し、ラッファエレ・パッラディーノ率いるフィオレンティーナとの開幕戦でデビューを果たした。
鈴木はチームのビルドアップに貢献して22分のデニス・マンの先制点の起点となったほか、好セーブを見せてフィオレンティーナの攻撃陣を無得点に抑えていたが、74分、ボールを捕球しようとした際に勢い余ってエリア外へはみ出してFKを献上すると、これをクリスティアーノ・ビラーギに直接決められて初失点を記録した。
パルマは、そのまま1-1と引き分けたが、指揮官のファビオ・ペッキアは、鈴木のパフォーマンスを評価している。試合後の記者会見において、「ザイオンも素晴らしかった。パルマのプレーの多くは、彼を経由している。われわれのゴールも、彼のロングフィードから展開した。彼のおかげで、別の形のプレーをすることができる。全員のパフォーマンスが良かった」と賛辞を贈った。
鈴木のセリエAデビュー戦、現地の評価は?
そんな日本代表GKのセリエAデビュー戦を、現地メディアはどのように評価したのだろうか。イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は、鈴木のパフォーマンスを「6」と採点し、及第点を与えた。「デビュー戦において、ゴール前や飛び出しで安定感を示した」と称えた一方で、失点シーンにも言及。「ボールを抑えきれず、FKによるゴールを招いた」と振り返った。
イタリアメディア『Mediaset』も同様に、及第点の「6」をつけたが、イタリア紙『Corriere dello Sport』は、合格ラインにやや満たない「5.5」と採点した。寸評では「良かった。非常に良かった。フィオレンティーナのFKの代償となるミスを犯すまでは…」と綴り、一定の評価は与えている。
一方、地元紙『Gazzetta di Parma』は、鈴木のパフォーマンスを「6.5」と高く評価。ミスさえなければ「7」とさらなる高評価となったことも示唆した。「フィオレンティーナに同点弾のFKをプレゼントしたあの飛び出しがあったので『-0.5』としたが、いずれにせよ、決意が感じられ、正確で良いデビュー戦だった」と称賛した。大手メディアの『Sky Sport』もまた、鈴木に「6.5」の評価を与えている。
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