今夏、サウジアラビアのアル・カーディシーヤへの移籍で合意が報じられていたディバラ。だが急転直下でローマ残留を決断すると、日本時間26日のエンポリ戦のピッチに立った。スタディオ・オリンピコのファンは、熱狂的なスタンディングオベーションでディバラを歓喜で出迎え、イタリアの中継を担当した『ダゾーン・イタリア』のピッチリポーターも「オリンピコが最高に熱い! いまが最高の瞬間だ」などと伝えた。
ところが、ローマは格下のエンポリにPKを献上するなどして2点のリードを奪われ、80分にエルドル・ショムロドフのゴールで1点を返したが、1-2と敗れて開幕から2戦未勝利。スタディオ・オリンピコは一転してブーイングの嵐となった。
『ダゾーン・イタリア』は「ディバラへのスタンディングオベーションから抗議の笛へ…オリンピコの感情の浮き沈み」と綴り、「ローラーコースター」のような一戦を表現したが、ディバラ本人が試合後のインタビューで心境を明かした。
「ウォーミングアップのためにピッチに入り、クルヴァの下を走った時は、しばらくぶりにファンに会った時のように感じたよ。自分のためだけでなく、みんなのための最高のお祝いになるはずだったのに、素晴らしい試合を見せることができず、台無しにしてしまった。全てのミスを確認して次戦へ向けて改善していきたい」
「(移籍を巡り)いろんなことを考えた時期だった。いろんな要素をテーブルの上に並べて決断しなければならず、決して簡単ではない。僕は13年だったと思うがイタリアにいて、自分の家のように感じている。自分の決断には満足している。居心地がよく感じているし、家族も幸せだ。決断は下したので、今後に集中していきたい」
そんなディバラに対し、『ダゾーン・イタリア』解説陣のダリオ・マルコリン氏は「セリエA全体へのメッセージになる決断を下したことを称えたい。君は世界で評価されていた」と称賛。続けて「私が常に言っていることだが、ディバラにポジションはない。自らポジションを見つけるんだ」とアルゼンチン人FWについて力説した。
そのうえでマルコリン氏は、新戦力の加わった今シーズンのローマで何を改善していくべきかをたずねると、ディバラが自身の考えを明かした。
「シュートは多く放ったが、ラスト30メートルで闘志が足りなかった。僕自身、今日は下がり過ぎてしまい、ゴールの近くでプレーできなかった。それにミスが多すぎたことが敗戦につながった。だが次戦はさらに難しくなるので、良い準備をしていきたい」
ハイライト
関連記事
● 【インタビュー】守備の名手ネスタ氏が持論「私は横浜でもゴールを決めた。誰だってFWをやりたい。DFはさせられるもの」トレゼゲ氏とミランやユーヴェの将来も語る | セリエA
DMM×DAZNホーダイなら月々割引&ポイント還元でお得!
(C)DMM.com
DAZNで配信しているスポーツは、DMMプレミアムとDAZN Standardがセットになった『DMM×DAZNホーダイ』でも視聴することができる。
通常DMMプレミアムとDAZNを別々に契約すると月額4,750円(税込)がかかるところ、『DMM×DAZNホーダイ』なら月々1,270円お得な月額3,480円(税込)で2サービスを楽しむことができる。
なお、DAZNのスタンダードプランからの切り替えも可能(一部は不可)なので、まずは公式サイトをチェックしてみてほしい。
▶【DMM×DAZNホーダイがお得】今すぐ公式サイトから登録
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。