王者として臨んだEURO2024でスイスに敗れてベスト16止まりとなり、再起をかけてUEFAネーションズリーグに挑んだルチアーノ・スパレッティ率いるイタリア。先月の初戦では、下馬評を覆してフランスに敵地で勝利し、続くイスラエル戦で2連勝を飾った。
これからアッズーリは、ホームにおいて、ベルギー戦(日本時間10月11日3:45)およびイスラエル戦(同10月15日3:45)を迎えるが、イタリアサッカー連盟(FIGC)が4日、2連戦へ臨む23人の招集リストを公式サイト上で発表した。
スパレッティは先月末、招集メンバーの発表に先駆けてイタリアメディア各紙のインタビューに応じた際、チームの若返りを予告。22歳FWダニエル・マルディーニ(モンツァ)や、MFニッコロ・ピジッリ(ローマ)の招集を明かしていたが、その予告通りに若手2人は23名のメンバーに名を連ねている。
マルディーニはミランの下部組織出身で、クラブのレジェンドである祖父チェーザレ・マルディーニ氏、父にパオロ・マルディーニ氏に続いて、家族3世代での代表入りとなる。FIGCは「父パオロが2002年6月18日に出場してから22年、祖父チェーザレの出場から61年の時を経て、“マルディーニ”の一員がアッズーリのユニフォームを再び身にまとう」と伝えた。
このほか、ユヴェントスの正GKとなった27歳のGKミケーレ・ディ・グレゴーリオと、新生ミランでポジション奪取に成功した24歳のDFマッテオ・ガッビアが初招集を受け、アッズーリの新顔となった。
一方、代表常連のニコロ・バレッラ(インテル)やアレックス・メレット(ナポリ)は、フィジカルトラブルにより招集が見送られたほか、前回のメンバーからは、フェデリコ・ガッティ(ユヴェントス)やマッティア・ザッカーニ(ラツィオ)、マルコ・ブレシャニーニ(アタランタ)が外れた。ケガによりUEFAチャンピオンズリーグのボローニャ戦を欠場したリヴァプールのFWフェデリコ・キエーザも前回に続いて選外となった。
アッズーリのメンバーは、現地時間の6日にフィレンツェのコヴェルチャーノにある代表施設に集合し、ローマで行われるベルギー戦に向けて準備を行う。
イタリア代表メンバー23選手は以下の通り。
イタリア代表メンバー(10月4日発表)
GK
ミケーレ・ディ・グレゴーリオ(ユヴェントス)
ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン)
グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム)
DF
アレッサンドロ・バストーニ(インテル)
ラウル・ベッラノーヴァ(アタランタ)
アレッサンドロ・ブオンジョルノ(ナポリ)
リッカルド・カラフィオーリ(アーセナル)
アンドレア・カンビアーゾ(ユヴェントス)
ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ)
フェデリコ・ディマルコ(インテル)
マッテオ・ガッビア(ミラン)
カレブ・オコリ(レスター)
デスティニー・ウドジェ(トッテナム)
MF
ニコロ・ファジョーリ(ユヴェントス)
ダヴィデ・フラッテージ(インテル)
ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ)
ニコロ・ピジッリ(ローマ)
サムエレ・リッチ(トリノ)
サンドロ・トナーリ(ニューカッスル)
FW
モイス・キーン(フィオレンティーナ)
ダニエル・マルディーニ(モンツァ)
ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ)
マテオ・レテギ(アタランタ)
放送・配信予定
- イタリア vs ベルギー : リーグAグループ2 第3節
- 配信:DAZN
- キックオフ:2024年10月11日(金)日本時間3:45
- 会場:スタディオ・オリンピコ
- イタリア vs イスラエル : リーグAグループ2 第4節
- 配信:DAZN
- キックオフ:2024年10月15日(火)日本時間3:45
- 会場:ブルーエナジースタジアム
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