2024-25シーズンのラ・リーガ第8節が日本時間28日~10月1日に開催された。今節の結果を紹介する。
ソシエダ対バレンシア
日本代表MF久保建英が所属するソシエダは今節、バレンシアをホームに迎えた。リーグ直近5試合で2分け3敗と苦しむチームの中、久保は2試合連続スタメン入り。すると、その久保が早い時間帯で期待に応える。左サイドでスルーパスを受けたセルヒオ・ゴメスがグラウンダーのクロスを入れると、ファーサイドで飛び込んだ久保が左足のダイレクトシュートでネットを揺らし、先制点を奪取した。今季2ゴール目を挙げた久保はその後もキレのある動きで攻撃陣を牽引。そのソシエダは80分、オーリ・オスカールソンがソシエダ加入後初ゴールをマークする。さらに追加タイムにもカウンターからオスカールソンがチーム3点目を挙げたソシエダは、第2節のエスパニョール戦以来となる6試合ぶりの白星を手にした。
アトレティコ・マドリード対レアル・マドリード
4位のアトレティコと2位のレアルによる今季最初のマドリード・ダービーは前半、フェデリコ・バルベルデやジュード・ベリンガムがゴールに迫ったレアルが攻勢に出るも、0-0のまま後半へ。すると64分、FKの流れから左サイドのヴィニシウスがクロスを入れると、ミリトンが左足のハーフボレーシュートで先制点を奪う。しかし、アトレティコも反撃に出ると後半追加タイム、スルーパスに抜け出したアンヘル・コレアがGKティボー・クルトワをかわしてネットを揺らし、劇的同点弾をマーク。ダービーは勝ち点を分け合う結果となった。
そのほかの試合
そのほか、敵地でのオサスナ戦で開幕8連勝に挑戦したバルセロナだったが、疲労からか活気なく、前半にアンテ・ブディミル、ブライアン・サラゴサにゴールを奪われる苦しい展開。後半、パウ・ビクトルのゴールで1点差とするも、PK献上からブディミルに3点目を奪われ、さらに85分にもアベル・ブレトネスに得点を許す。終盤、ラミン・ヤマルがミドルシュートで今季4得点目を挙げたが反撃及ばず、2-4の敗戦で今季初黒星。開幕からの連勝も「7」でストップした。
ラ・リーガ第8節の結果
バジャドリード 1-2 マジョルカ
ヘタフェ 2-0 アラベス
ラージョ・バジェカーノ 1-1 レガネス
ソシエダ 3-0 バレンシア
オサスナ 4-2 バルセロナ
セルタ 1-1 ジローナ
アトレティック・クルブ 1-1 セビージャ
ベティス 1-0 エスパニョール
アトレティコ・マドリード 1-1 レアル・マドリード
ビジャレアル 3-1 ラス・パルマス
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