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ミランOBセードルフ氏が混迷の古巣に見解「サイクルが中断したのだから1歩後戻りするべき」 | セリエA

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ミランOBセードルフ氏が混迷の古巣に見解「サイクルが中断したのだから1歩後戻りするべき」 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカー ニュース】ミランOBのクラレンス・セードルフ氏が、日本時間16日のセリエA第16節ミラン対ジェノア戦(0-0)を訪れ、『DAZN(ダゾーン)イタリア』のインタビューで語った。

かつて2002年から約10年間にわたってミランで選手としてプレーし、現役引退後は、2014年に指揮官を務めた経験も持つクラレンス・セードルフ氏。そんなミランOBが、『ダゾーン・イタリア』の番組「Dazn Serie A Show」に登場して、パウロ・フォンセカ率いるチームに見解を示した。

セードルフ氏は、昨シーズン限りでステファノ・ピオリ元監督やパオロ・マルディーニ元TD(テクニカルディレクター)らが作り上げたサイクルに終止符が打たれたことを踏まえ、ポルトガル人指揮官の下でのチームの再建には時間を要することを主張。現在、8位と低迷する現状に理解を示しつつ、チームの結束を促した。

「ミランについては、1歩後戻りするべきだ。以前は、ピオリやマルディーニがいたが、そのサイクルは中断したんだ。新たな監督がやって来て、新たな人材で再スタートを切ったので、時間が必要になる。ミランは、新たなアイディアやメカニズム、ダイナミズムを中心に結束しなければならない」

「以前は異なるメカニズムがあり、チームがピッチに入れば、ピオリの意図を理解し、どんなプレーをするのか想像できた。しかし新たなアイディアを導入すれば、どうしても時間がかかる。フォンセカは素晴らしいアイディアを持っていると思う。だが継続性がまだない。監督が今後、示していく必要があるだろう」

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