今週のフライデーナイトにはJ1リーグの2試合が開催された。
UvanceとどろきスタジアムbyFujitsuで行われた川崎フロンターレとジュビロ磐田の試合は壮絶な打ち合いとなった。先行したのは磐田だ。前半6分に植村洋斗の見事なシュートで先制すると、前半18分には左サイドからのクロスをジャーメイン良がヘディングで合わせて追加点を奪取。さらに29分にもジャーメインが決め、3点のリードを広げることに成功した。
だが、ここから川崎Fが反撃に出る。36分に山本悠樹のシュートのこぼれ球をエリソンが見事なボレーシュートでゴール左に決め、1点を返す形で後半へ向かうと、55分にはセットプレーから再びエリソンが今度はヘディングで合わせて2点目。そして59分にはこぼれ球に反応したマルシーニョが決め切り、ついに3点差を追いついて見せた。
しかし、試合はこれで終わらない。80分にはPKを獲得したジャーメインが自ら沈めて勝ち越すと、今度は85分にこちらも自ら獲得したPKを山田新が決めてまたしても同点に追いついた。
この打ち合いに終止符を打ったのはジャーメインだった。後半アディショナルタイム、途中出場のマテウス・ペイショットが競り勝ったボールに反応したジャーメインは、相手と競りながら前を向いてゴールに沈めた。これはVARによってPKとなったが、これも冷静に沈めて今日4点目のゴールでチームを勝利に導いた。磐田は昇格後初勝利。川崎Fは5失点での敗戦となった。
もう一方の試合では、横浜F・マリノスとアビスパ福岡が対戦。この試合は横浜FMがボールを保持しながら相手陣内に攻め込んでいく展開となったが、後半に入って51分、左サイドの組み立てから重見柾斗が抜け出してマイナスにクロス。これを中央に入ってきた紺野和也が左足で合わせると、ゴール左に決まり、福岡が先制に成功した。
ゲーム終盤は横浜FMが猛攻を仕掛けたが、福岡は最後まで集中した守備で対抗。最後まで失点を許さないまま試合終了のホイッスルを聞き、1-0で勝利を手にした。
■3月1日開催 結果
・J1第2節：
川崎F 4-5 磐田
横浜FM 0-1 福岡
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