V・ファーレン長崎は19日、サントスFCやファビオ・カリーレ監督らに関して国際サッカー連盟(FIFA)に提訴することを同日時点で決定したことを発表した。
カリーレ監督は2022年夏に長崎指揮官に就任し、初年度は明治安田生命J2リーグを11位、2023シーズンは7位でフィニッシュ。2024シーズンに向けて、長崎は2023年11月にカリーレ監督およびレアンドロヘッドコーチ、デニスコーチ、セザールフィジカルコーチと新契約を締結したことを発表していた。
しかし、2023年12月20日早朝にサントスFCがカリーレ監督との合意を発表。長崎は同日、カリーレ監督からサントス行きの意思は伝えられていたが、クラブ間の正式オファーは届いていないことを明かしていた。
長崎はその後も正式な手続きを求める旨を再三にわたって伝えていたが、2024年1月5日、13日時点でもサントスからの正式なオファーレターは届いていなかったことを報告。同19日のリリースでもサントス側から明確な回答がないことを明かし、以下のように伝えた。
「2023年12月20日(水)から現在に至るまで、サントスFCならびにカリーレ監督およびコーチらへ、再三正式な契約手続きを進めることを求めて、友好的な解決を目指しておりました。1月13日(土)に弊クラブからリリースをして以降も、サントスFCへ誠実な対応を求め、友好的な解決を呼びかけておりましたが、未だに明確な回答はなく、正式なレターが届いておりません。よって、これ以上協議を続けても、当事者間による解決は不可能と判断いたしました」
続けて長崎は「今後のV・ファーレン長崎ならびに日本サッカー界のために」と意図を強調しつつ、サントスFCならびにカリーレ監督、レアンドロコーチ、デニスコーチおよびセザールコーチについて、FIFAへと提訴することを発表。今後については、進展があり次第報告するとした。
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