コッパ・イタリア準決勝セカンドレグが現地時間4月23日～4月24日に行われた。
準決勝セカンドレグの総評
ラツィオとユヴェントスによる準決勝第2戦は、ホームのラツィオが優勢に試合を進める。開始12分にCKからカステジャーノスがヘッドを叩き込んで幸先良く先制に成功すると、相手の決定機を体を張った守備で食い止めつつ、後半開始直後にも縦に速い展開からカステジャーノスが追加点を奪う。これで2戦合計スコアで並ぶことに成功したが、83分にミリクにネットを揺らされ痛恨の失点。ラツィオが2-1で試合に勝利したものの、2戦合計スコア2-3で決勝進出とはならなかった。なお、トゥドール体制でポジションを確保しつつある鎌田大地だが、コンディションの問題でベンチ外となっている。
準決勝もう1試合、アタランタ対フィオレンティーナの一戦はホームチームが快勝。8分にコープマイネルスのゴールでアタランタがリードを奪うと、後半開始頭にミレンコヴィッチが一発退場となったことで数的優位も手にする。すると一時は同点に追いつかれたが、75分にスカマッカ、後半アディショナルタイムにルックマンとパシャリッチがネットを揺らし、4-1で勝利。2戦合計スコア4-2で、セカンドレグで逆転したアタランタが決勝に進出した。
この結果、今季のコッパ・イタリア決勝のカードはアタランタvsユヴェントスに決定。通算2度目の優勝を狙うアタランタと、最多優勝記録（14）更新を狙うユヴェントスが現地時間5月15日、タイトルをかけてスタディオ・オリンピコで両者が激突する。
準決勝セカンドレグの結果
ラツィオ 2-1 ユヴェントス（2戦合計スコア2-3）
アタランタ 4-1 フィオレンティーナ（2戦合計スコア4-2）
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