新年初戦となった6日のトリノ戦では、スーパーセーブを見せた日本代表GK鈴木彩艶の活躍もあり、敵地でのスコアレスドローで貴重な勝ち点を手にしたパルマ。12日、今度は残留争いのライバルであるジェノアと再びアウェーでの一戦に臨んだが、65分に先制点を奪われると、そのまま0-1と敗れて降格圏のカリアリとわずか1ポイント差の16位に後退した。
パルマの指揮官ファビオ・ペッキアが、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで試合を振り返った。
「ゴールや点の取られ方を見ると、苦い思いが残る敗戦だ。あのエピソードには腹が立つ。前半は低い位置で守ってカウンターを仕掛けたが、このチームのクオリティを考えると、ミスが多すぎたように思う。後半はボール支配に関してより拮抗していたが、あのエピソードで試合が壊れてしまった」
「相手にいくつかCKを許してしまい、体格面で上回る相手はフィジカルを押し出してきた。だがピッチの使い方については、非常に良かった。われわれの方がクリーンでうまくできていたが、ラストパスが足りなかった。しかしチームからは戦おうという意思が感じられ、正しいスピリットだった。負けてしまったことは残念だ」
鈴木彩艶の現地メディア評価は?
前節のトリノ戦では、プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出されて脚光を浴び、現地で高い評価を受けた鈴木。イタリアメディアは、リーグ戦16試合連続で出場した日本代表GKのパフォーマンスをどのように評価したのだろうか。
『Eurosport』イタリア版は、ザイオンのプレーについて、合格ラインにやや満たない「5.5」と採点し、寸評で見解を示した。
「前半のホアン・バスケスのシュートシーンではラッキーだったかもしれないが、それでも準備をしていて反応した。飛び出しに関していくつか問題があったが、その代償を払うことにはならなかった。(モルテン)フレンドルップの得点を招くことになる(エンリコ)デルプラートに当たって軌道が変化したシーンにおいて、彼は滑った」
一方、地元紙『Parma Today』は日本代表GKのパフォーマンスを「6.5」と高く評価している。
「バスケスをライン上で止めて、ものすごい瞬間に存在感を示した。彼は49セーブを記録し、エリア内で最も多くの決定的な対処をしたGKだ。飛び出しに関して最高とは言えなかったが、彼は助かった。ところが、フレンドルップのシュートがデルプラートによって変化した時は、あざ笑われるかのようだった。それでも終盤、彼が(リオル)カサに『ノー』を突き付けたことで、パルマは生きながらえた」
このほか、大手メディアの『Sky Sport』は鈴木のパフォーマンスを及第点の『6』と採点したが、『Mediaset』は「5.5」をつけるなど、現地での評価は分かれた。
ハイライト
放送・配信予定
- パルマ vs ヴェネツィア
- 配信:DAZN
- キックオフ:2025年1月19日(日)日本時間23:00
- 日本語実況あり
- 会場:スタディオ・エンニオ・タルディーニ
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