ドイツ遠征の初戦となるアメリカ戦に挑んだ日本代表は、ゴールマウスを権田修一が守り、4バックは酒井宏樹、吉田麻也、冨安健洋、中山雄太で形成。中盤は遠藤航と守田英正のダブルボランチにトップ下の鎌田大地が中央を固め、右サイドには伊東純也、左サイドには久保建英が入り、1トップは前田大然が務める[4-2-3-1]でスタートした。
前半は日本の連動した前線からの守備が冴えた。
開始1分も経たないうちに伊東がインターセプトからシュートまで持ち込むと、13分には最初の決定機を作る。アメリカの最終ラインに対して連動したプレスをかけ、久保がパスカット。パスを受けた鎌田のシュートは枠を捉えるも、ここは相手GKの好守にあった。その後も日本のペースでゲームは進んでいき、24分には先制点を挙げる。
敵陣で伊東が相手のパスを引っかけたところから守田を経由し、鎌田が今度は冷静にフィニッシュ。一度はオフサイドを取られるも、VARサポートの結果、得点が認められた。リードを奪ってからの日本は落ち着いたゲーム運びを見せる。ボールを上手く動かしながら、カウンターの脅威を落とすことなくゴールに迫って行った。
後半から、GKのシュミット・ダニエル、伊藤洋輝、町野修斗の3人を投入した日本は、前線からの連動したプレスは継続。よい入りを見せた。
その後は、追い付きたいアメリカが前へ出てきたことで押し込まれる場面はやや増えたが、吉田を中心とした守備陣は慌てずに対応。反対に65分、右サイドでボールを収めた久保から大きな展開を受けた鎌田が右足でシュート。際どいコースに飛んだボールは相手GKに防がれたが、追加点につながりそうなチャンスは作った。
68分には、堂安律と三笘薫の2人が登場。投入直後から2人の関係でフィニッシュまで持ち込んだ。さらに71分には堂安に決定機。ゴール前でフリーの状態で得意の左足を振るも枠を捉えきれなかった。それでも88分、日本の切り札が結果を残す。左サイドで張っていた三笘は足元でボールを受けると、一気にギアを上げカットイン。エリア内に入ったところで右足を振り、ゴールネットを揺らした。
そのまま、ゲームは終了。攻守に収穫を得る安定した90分を披露した日本は、27日にエクアドルと対戦する。
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