インテルでの3年目を終え、イタリアを代表する有望な若手センターバックとして注目を浴びる23歳のバストーニ。『Sky Sport』の報道によれば、今夏の移籍市場において、恩師のアントニオ・コンテ率いるトッテナムが獲得に乗り出し、すでに選手側と接触を開始しているとみられる。
また、来シーズンからエリック・テン・ハーグが新監督に就任するマンチェスター・ユナイテッドの関心も伝えられており、ターゲットとする左利きのCBであるバストーニを巡り、プレミアリーグ勢の間で争奪戦が繰り広げられることになる。
現時点で所属クラブのインテルとの交渉は行われていないが、ミラノのクラブは、6000万ユーロ(約85億円)の黒字をねん出しなければならない事情があるだけに、資金が潤沢な2チームの動向を受け、バストーニを放出可能リストに加える可能性も囁かれている。
そんな中、渦中のイタリア代表DFが、8日のハンガリー戦終了後のインタビューにおいて、自身の去就について言及した。
「僕にはインテルと2年間の契約が残っているので、まったく心配していない。クラブから連絡は何もないので、代表戦が終わればバカンスへ行く。それからいつもと同じように、インテルとともにアッピアーノで再始動するつもりだ」
さらにバストーニは、2-1でイタリアの勝利に終わったハンガリー戦を振り返りつつ、ロベルト・マンチーニのチームに加わった若手新メンバーのサポート役を買って出た。
「すべての試合が難しい。それに3日前、ハンガリーがイングランドを倒す姿を目の当たりにしている。難しい試合だったが、僕らは上手く集中することができたように思う。すべての試合において、耐えることが求められる。3点目、4点目も挙げられたかもしれないが、最終的に勝てたことが重要だ」
「僕が有望な若手の1人だって? 確かに若いかもしれないが、もう23歳だ。インテルでもプレーしているので、少しは経験を積むことができたように思う。可能な限りサポートに努め、新メンバーには僕が過去に教えてもらったことを伝えていきたい」
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