30日、各地でJ2とJ3、そしてWEリーグが開催された。
ゴールデンウィークの連戦の真っ只中にあるJ2ではこの日、4試合が開催された。フクダ電子アリーナの一戦では、アウェイに乗り込んできた大分トリニータがジェフユナイテッド千葉を圧倒する。エドゥアルド・ネットを中心に下田北斗や中川寛斗が絡みながらボールを握りゲームを支配。チーム全体のベクトルが常にゴール方向へ向いており、相手に脅威を与えていった。
そして、15分に大分が高畑奎汰の弾丸ミドルで先制すると、後半も押し気味にゲームを進めていく。追加点を奪うまでには時間を要したが、83分に下田が得意の左足で直接FKを沈めると、88分には途中出場の藤本一輝が高い位置でのボール奪取からゴールネットを揺らし、敵地で快勝を飾った。
また、4連勝中のヴァンフォーレ甲府を水戸ホーリーホックがホームに迎えたゲームは、水戸の意地が目立つ90分となった。甲府のパスワークに対してなかなかプレッシャーをかけきれず、後手を踏む時間帯が続いたが、粘り強く戦いながら先制点と追加点を奪うことに成功。24分に曽根田穣、29分に安藤瑞季が立て続けにゴールを決め、2点のリードを持って前半を折り返した。
後半も54分に1点を返されてからは甲府のペースが続き、猛攻にあう。それでも何とか逃げ切った水戸が2試合ぶりの勝点3を手にした。
その他の試合ではレノファ山口が栃木SCに劇的な形で勝利。後半アディショナルタイムに追い付かれるが、同じく後半アディショナルタイムに決勝点を奪い返し、連敗を2で止め、10位に浮上することに成功した。また、FC琉球とアルビレックス新潟の一戦は1-1で終了。琉球は最下位脱出を、新潟は自動昇格圏への浮上を逃す結果となった。
2試合が行われたJ3はカマタマーレ讃岐がFC岐阜を下し、今季初の連勝を達成。松本山雅とアスルクラロ沼津の一戦は、28分に横山歩夢が決めたゴールが決勝点となり。松本が制した。
大宮アルディージャVENTUSとマイナビ仙台レディースの1試合のみであったWEリーグは、アウェイのマイナビが後半に挙げた1点を守り切り、8勝目を飾った。
■ 4月30日開催 結果
・J2第13節
千葉 0-3 大分
山口 2-1 栃木
水戸 2-1 甲府
琉球 1-1 新潟
・J3第7節
讃岐 2-1 岐阜
松本 1-0 沼津
・WEリーグ第19節
大宮V 0-1 マイ仙台
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