マジョルカMFルイス・デ・ガラレタは、3度目のじん帯断裂にも、すでに復帰を見据えている。
ガラレタは20日に行われたラ・リーガ第25節、敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦(1-2)の前半終了間際に負傷。ベティスDFビクトール・ルイスに後方から強烈なタックルを見舞われ、ストレッチャーでピッチを後にした。翌日、マジョルカは検査結果を再建していた左ひざ前十字じん帯の断裂を発表している。
現在28歳のガラレタはアスレティック・ビルバオに在籍していた2012年に左ひざ前十字じん帯を断裂し、レンタル移籍でミランデスに在籍していた翌年には右ひざ前十字じん帯を断裂。若くして苦労を強いられることになったが、その後レアル・サラゴサ、レガネス、ヌマンシア、バルセロナB(トップチームデビューも経験)、ラス・パルマス、そしてマジョルカでプレーしてキャリアを積み重ねてきた。ここにきて、さらなる逆境にぶつかった格好だが、選手本人は復帰に向けた意欲を口にしている。
ガラレタはマジョルカのオウンドメディアに対して、次のように語っている。
「試合が行われた日はあまりに辛かった。最初から、大体は分かっていたんだ。前にも経験したことだし、感覚的にとても似ていたから。確かに、最初の数日間は浮き沈みがあった。『また、これなのかよ』って考えてしまって。でも今は元気だよ。ハードに働いて、もう一度戻ってきたいと思う」
「フットボールではこういったことも起こり得る。限界ぎりぎりでプレーしているわけだから。彼(ビクトール・ルイス)にしたって、僕に打撃を与えようだなんて考えていなかったはずだ。僕は100%そう確信しているし、彼も辛い日々を送ることになったと思う。僕は前を向きたい。回復することだけに集中させてもらうよ」
「負傷は選手にとって、その身に起こる一番辛いことだ。僕はラ・リーガ1部まで到達するために努力を重ねてきたし、本当にプレーを楽しんでいた。今季過ごしていた日々は、自分にとって夢みたいなものだったんだよ」
「来季プレシーズン、これまでと同じだけの期待と意欲をもって、この場所にいられたらと思っている」
なおガラレタに対してはチームメートらが激励のメッセージを送っており、MF久保建英も『インスタグラム』で「がんばるんだ、ガラ」と記していた。
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