UEFAネーションズリーグ準決勝でスペインに1-2と敗れ、3年ぶりとなる敗北を喫したイタリア。10日にトリノのアリアンツ・スタジアムで行われたベルギーとの3位決定戦では、先発メンバー5人を入れ替えて臨んだ。前半を両チームともにスコアレスで折り返すと、イタリアは後半開始直後にMFニコロ・バレッラのゴールで先制。65分にFWドメニコ・ベラルディがPKを沈めて2点目を挙げた。
86分に1点を返されたが、2-1と勝利を収めた。指揮官のロベルト・マンチーニは試合終了後、インタビューに応じると、選手たちのパフォーマンスを評価した。
「EURO(ユーロ)2020の時のようなイタリアは、スペイン戦においてもみられたが、10人で試合を戦うとなると難しい。だが今日は、非常に良いプレーができ、選手たちはよくやってくれた。勝利にふさわしかった。ファイナルステージは2試合とも素晴らしかった」
「準決勝で敗れてしまったことは残念だったが、今日は素晴らしい試合を見せることができたと思う。メンバーを何人か入れ替えたが、非常に良いパフォーマンスを見せることができ、好材料になった」
続いてマンチーニは、代表の常連であるFWチーロ・インモービレやFWアンドレア・ベロッティが不在の中で先発を果たした21歳のジャコモ・ラスパドーリや、FWフェデリコ・キエーザらに言及した。
「チームをよく知るベテランのインモービレとベロッティがいなかったが、他のオプションを試すことができた。今日プレーしたラスパドーリには、偉大な将来が待っているだろう。だが重要なのはチームが良いプレーを続けていくことだ。キエーザ? 右でも左でも、大きな問題なくプレーできる。ベラルディやラスパドーリらと同様に重要な選手だ」
最後に、マンチーニは、日本時間13日に予定されている2022年カタール・ワールドカップ欧州予選スイス戦へ意気込みを語った。
「バーゼルでの試合やEUROでの対戦の時のように、難しい試合になるだろう。ホームでの試合とあり、偉大なパフォーマンスを見せることが重要になる。EUROの次に、今年を代表する試合になるだろう。勝利しなければならないことは分かっている」
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