セリエAで7位につけるボローニャの日本代表DF冨安健洋は、第24節ジェノア戦を前に行われた会見に登壇。上位浮上に向け、重要な一戦となる試合に対してイタリア語で意気込みを語った。ボローニャの地元メディア『CORRIERE DI BOLIGNA』が伝えた。
セリエA第23節で強豪のローマ相手に3-2の勝利を手にしたボローニャは、ここまで9勝6分け8敗の7位。来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得できる6位以上でのフィニッシュに、あと一歩のところまで順位を上げてきた。今節ジェノア戦に勝利すれば、他のチームの結果次第で6位に浮上できるだけにチームとしても勝点3が求められる一戦となるが、この試合に向けて冨安は自身の思いを明かしている。
「僕らはELでプレーするチャンスに近づいている。ローマ戦のように、ここからも勝ち点を積み重ねていく必要があるだろう」
イタリア語について問われた冨安は「少しずつ覚えているけど、学ぶべきことはまだまだある」と主張。また、白血病で闘病中のシニシャ・ミハイロビッチ監督にも触れ、「チームに監督がいると雰囲気がガラッと変わるし、僕らはもっと上へ行けるんじゃないかと思っている。ただ、監督が不在のときでも、力を出し切らないといけない」と指揮官のためにも勝点を積み重ねたいと語っている。
また、先日にはボローニャの幹部を務めるヴァルテル・サバティーニが「トミヤスはもうマンチェスター・ユナイテッドでプレーできるレベルの選手だ」と語っているが、これに対して冨安は「今はボローニャのことだけを考えている。勝利を積み重ねることに集中していて、将来のことは今後考えるようにするよ」と現時点では移籍の可能性がないと明言としている。
6位浮上を目指すボローニャは15日(現地時間)、セリエA第24節でジェノアと対戦する。この試合はDAZN(ダゾーン)で日本時間16日2時からライブ配信される。
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