新型コロナウイルスの影響で中断が続くプレミアリーグだが、イギリス政府も再開を後押ししているようだ。
27日現在で累計感染者16万人、死者は2万人に達するなど深刻な被害を受けるイギリス。外出制限は続いており、緊急事態が続いている。当然のようにプレミアリーグも3月から中断を強いられ、各クラブも活動停止状態に。未だ再開の目途はたっていない。
しかしFA（イングランドサッカー協会）やプレミアリーグは、シーズンの打ち切りや無効を避けたい考えは変わらず。『BBC』によると、6月8日の再開と7月末のシーズン終了を目指して連携を取っているという。
そして、政府側も同様の見解を持っているようだ。デジタル・文化・メディア・スポーツ省のオリヴァー・ダウデン長官は、「個人的に、フットボールコミュニティ全体を支援するため、できる限り早期の再開を視野に入れたリーグ側との会談の場を設けた。常に公衆衛生ガイドラインと調整する必要がある」とコメント。世界に誇るトップリーグの再開を支援していくと語った。
なおプレミアリーグの20クラブは、再開に向けて5月1日にビデオカンファレンスを行う予定。『BBC』は6月8日の再開のためには各クラブが5月18日までにトレーニングを始める必要があると指摘。
すでにアーセナルやブライトン、ウェスト・ハムらは27日にから個人練習のためにトレーニンググランドを開放しており、トッテナムも28日から同様の措置を取る見込み。先行きが不透明な状況が続いていたが、ようやく再開に向けて具体的な動きを見せている。
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