7戦負けなし同士の対決。ジュビロ磐田対ヴァンフォーレ甲府の見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ Jリーグ

ジュビロ磐田 対 ヴァンフォーレ甲府 見どころ

怒涛の勢いで昇格争いを賑わす両チームがヤマハスタジアムで激突する。

ホームのジュビロ磐田は現在7戦負けなし。5勝2分と破竹の勢いで勝点を重ねている。特に第12節・愛媛FC戦からの6試合で喫した失点はわずかに『1』で4試合連続完封勝利中と守備の堅さが目立つ。DF大井健太郎を中心とした3バックの安定感はリーグ屈指。昇格戦線を勝ち抜く上で守備の安定は不可欠な要素なだけに引き続き堅守を続けたいところである。

ただ、守備だけでここまで来たかと言えばそうではなく、得点数は現在リーグ2位。10得点でゴールランキングトップタイに立つFWルキアンを軸とした攻撃陣は爆発力を秘めており、ボランチの位置にMF遠藤保仁が帰ってきたことも大きい。いまチームは流れの中でもセットプレーからでも得点を奪えるようになってきている。ホームで迎える上位対決でも攻守のバランスを保ち連勝を5に伸ばしたい。

対するヴァンフォーレ甲府も現状4勝3分で7戦負けなし。3連勝の後のここ2試合は連続して引き分けに終わっているが、京都サンガとアルビレックス新潟の上位チームに対して勝点1を得ており決して悪くない結果である。

ここまで14失点はリーグ2位の少なさであり、高い攻撃力を誇るジュビロ相手にどこまで通用するかが今節のポイントの1つ。無失点の時間を継続しながら得点機を伺い、一発で沈めたい。「3－4－2－1」のミラーゲームが予想される中で個人個人が1対1の局面で負けないことも重要となる。

昇格圏に肉薄する磐田とすれば折り返しとなる第21節に新潟戦を控えるだけにそこまでは負ける訳にはいかない。ただ、それは上位陣を追いかける甲府にとっても同じ。ここを落とせば勝点差が広がってしまうだけにアウェイゲームだが勝点3はマストである。

昇格戦線生き残りを懸けた一戦で勝利の凱歌を挙げるのはサックスブルーと青赤のどちらだ。白熱の90分から目が離せない。