日本代表DF長友佑都がオーストラリア戦終了後にこの一戦を振り返った。
12日に行われた2022年カタールワールドカップ・アジア最終予選の第4節、日本代表vsオーストラリア代表は2－1で日本が勝利。これで日本は2勝2敗と星を五分に戻し、勝ち上がりに向けて望みをつないだ。
この一戦で先発起用された長友佑都は85分までピッチに立ち、中山雄太との交代でベンチに下がった。
長友は試合後「攻撃のときは高い位置を取って（相手の）サイドバックを困らせる。良い感じで左サイドは崩せていた。良い試合ができたと思う」と振り返った。
「僕が走る裏は空いていたのですが、相手のサイドバックが僕を見る、サイドハーフを見る、微妙なポジションを取れていた。チームとしても狙っていこうと思っていた」
中盤の構成が変わったことについては「メリットは、やっぱり守田（英正）や碧（田中）が入って、中盤でタメができて、ボールを持てる時間が増えた。そこでタメが作れたので、僕が高い位置を取れた。それで中に入った南野（拓実）がフリーになったり、大迫（勇也）と近い距離感でプレーできて、メリットとしてよかったと思う」と言及した。
「左サイドの守備で南野が前からプレスをかける、センターバックか、落ちたサイドバックにプレッシャーに行く。そうなったときに（前へと）出ていくかどうか。そこの判断は難しかった」
そして自身の交代直後、日本が勝ち越しゴールを手にした。そのことについては次のように振り返っている。
「とにかく勝ってくれということしか考えていなかった。ベンチでも、ピッチでも、気持ちは同じでした。やっぱり、途中から入った選手たちも裏へのスピードを生かしながら、相手がバテている中で通ればビックチャンスになった。チームとして（その狙いを）やり続けることができた。ストロングポイントを理解して、勝負をかけ続けられた。そういう気持ちが2点目につながったと思う」
オーストラリアを下し、これで勝ち点を6に伸ばした日本。第5節は11月11日に敵地でベトナムと、同16日にはこちらも敵地でオマーンとの第6節を迎える。日本代表は11月、アウェーでの2連戦で勝ち点6を積み重ねることができるのだろうか。
W杯アジア最終予選 日本代表戦｜試合日程・配信/放送予定
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