トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、チームが安定感とバランスを手にしなければならないと考えているようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。
ハリー・ケインとソン・フンミンが好調のトッテナムは、直近の公式戦9試合で31ゴールを記録するなど、圧倒的な攻撃力を見せている。モウリーニョ監督が2011-12シーズンに率いたレアル・マドリードはラ・リーガで121ゴールを挙げて優勝したが、そのチームとも比較できるほどの破壊力を示している。
しかし、前節のウェストハム戦では3ゴールを挙げた一方で、後半終盤だけで3失点を喫している。モウリーニョ監督は攻撃陣のタレントに満足感を示す一方で、まずは安定感を手にすることが大事だと主張した。
「あの時のレアル・マドリードには驚くべきようなアタッカー陣がいてチームを構築した。ここでもたくさんの素晴らしいアタッカー陣がいるが、我々はより安定感が必要だ」
「チームがしっかりと自信を持って前に出て戦うためには後ろがソリッドで安定している必要がある。だから、我々はバランスを見出さなければならない」
さらに、「我々の中盤から前線へのオプションとクオリティは注目されている。我々は解決策を見つけて組織化を進めようとしているんだ」と語ったモウリーニョ監督。稀代の名将が、ケインやソンだけでなくギャレス・ベイルやルーカス・モウラ、カルロス・ヴィニシウスなど多士済々のアタッカー陣を活かしつつ、どのようにチームに安定感をもたらしていくのか。26日に行われるプレミアリーグ第6節のバーンリー戦では、その攻撃力と共にリーグ戦初のクリーンシートなるかにも注目だ。
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