今年1月のローマ戦で左ひざ前十字じん帯断裂の重傷を負い、長いリハビリ期間に向き合ってきたキエーザ。ピッチへの復帰を心待ちにするユヴェントスFWは、来シーズン序盤での復帰を見据え、休暇を先送りにしてリハビリプログラムの終了を目指す。
そんな中、キエーザは、トリノ市内で行われた子ども向けの教育施設プント・ルーチェの開館イベントに出席。会見において、今後の復帰計画について言及した。
「9月初旬には準備ができているはずだと思う。だがケガの再発は避けたいし、万全を期すと9月中だろう。現在、ピッチで偉大なプロフェッショナルたちに再び囲まれ、素晴らしい取り組みができている。いまはランニングを始めたところだ。ユーヴェのメディカルスタッフに感謝したい。最高だよ。あらゆるサポートをしてくれた」
ユヴェントスでは、2017-18シーズンから背番号10番を背負ってきたアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが今シーズン限りで退団。キエーザは、偉大なレジェンドたちが身に着けてきた栄えある背番号の継承に関心を示している。
「背番号10番は誰にとってもうれしいものだ。ユーヴェでその番号を背負えるとしたら、信じられないことだよ。来シーズンの僕の番号は7月に分かるだろう」
キエーザの長期離脱中、フィオレンティーナ時代の同僚であるFWドゥシャン・ヴラホヴィッチがチームに加わった。24歳のイタリア代表FWは、若きセルビア代表FWとの再競演を待ち焦がれている。
「彼とのプレーはものすごくやりやすいし、ピッチ外では友人だ。彼と一緒にプレーし、ゴールをアシストするのを楽しみにしている」
最後にユーヴェFWは、今シーズン、無冠に終わったマッシミリアーノ・アッレグリ率いるチームの今後の目標について語った。
「来シーズンはもっと難しくなる。ミランはスクデットを獲得し、インテルはコッパ・イタリアで優勝するなど好調だ。僕らはユヴェントスのメンタリティを取り戻さなければならない。目標は来年3月の時点において、リーグ戦、UEFAチャンピオンズリーグおよびコッパ・イタリアで競争力を示すということだ」
関連記事
● 【インタビュー】アッレグリが語るディバラの不振の理由やユヴェントスの将来を担うリーダー「神懸ったプレーを見せるが…」 | セリエA
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。