J1月間MVP
ランゲラック（名古屋グランパス）
名古屋グランパスのランゲラックは、9月に88.9%というセーブ率を誇り、ペナルティエリア内から打たれたシュートのセーブ数は、リーグトップの11回を記録。J1第30節の大分トリニータ戦では、シーズン通算19試合目のクリーンシートに導き、J1新記録を樹立に大きく貢献している。
この結果に選考委員の原博実氏は、「最後までドウグラス ヴィエイラと知念とMVPを競り合った。最終的にはＪ１新記録の19試合無失点記録を達成した安定感抜群のGKランゲラックが選考された。シーズン無失点記録をどこまで伸ばすのか注目したい」と今後の活躍にも期待を寄せた。
ランゲラックは、「まずＪ１リーグにおける無失点試合の新記録を樹立できたのはチームメイトのおかげですし、この賞も自分ひとりでいただけたものではありません。いつも自分を支えてくれる家族、そして共に闘う、監督・コーチ・チームメイト・クラブスタッフ・グランパスファミリーに感謝します」と感謝を述べた。
J2月間MVP
エジガル ジュニオ（V・ファーレン長崎）
V・ファーレン長崎のエジガル ジュニオは、9月の5試合で7ゴール1アシストと大暴れ。特にJ2第30節FC町田ゼルビア戦では、ハットトリックを記録し、3勝2分と好調な長崎の原動力となっている。特に7得点のうち4得点が先制点。町田戦での試合開始10秒以内の電光石火弾は、強烈なインパクトを残した。
選考委員の北條聡氏は、「無双の決定力でゴール量産機と化した。開始早々に放った電光石火のロケット弾を含め、多彩なパターンからネットを揺らした町田戦のハットトリックは鮮烈。好不調の波も小さく、長崎の追い上げ（5戦無敗）に大きく貢献した」とコメント。
エジガル ジュニオは、「9月のKONAMI月間MVPに選出いただいたことは大きな喜びの源です。しかし、これに満足することなく、もっともっと活躍して、Ｊ１昇格を目指すチームに貢献したいです」と更なる活躍を誓っている。
J3月間MVP
梅田魁人（テゲバジャーロ宮崎）
テゲバジャーロ宮崎の梅田魁人は、4月に続いて2度目の受賞。4試合で2ゴール・1アシストを残し、3勝1分と好調なチームの原動力となった。特にJ3第19節のいわてグルージャ盛岡との上位直接対決では、値千金の決勝点をマーク。J3第20節のアスルクラロ沼津戦でも2試合連続で決勝点を決めて、逆転勝利の立役者となっている。
選考委員の播戸竜二氏は、「特筆すべきは4試合360分中199分でこの結果を出している事。短い時間で結果を出す難しさはストライカーなら誰しも知る所。これから更にその数字も磨いて欲しい！宮崎の優勝には、彼のゴールが欠かせない！」と太鼓判。今後の活躍にも期待を寄せた。
2度目の月間MVPを受賞となった梅田魁人は、「4月度に続き、9月度も選出していただきとても嬉しく思います。このような名誉ある賞を受賞できたのも、チームの結果が出ているからこそです。選手、スタッフ、サポーター、クラブに携わる方々への感謝を忘れることなく、今一度サッカーを楽しんで行きたいと思います」と感謝の意を示した。
また、9月の月間最優秀監督には、J1からは川崎フロンターレの鬼木達監督が今季2度目の受賞、J2は長崎の松田浩監督、J3はロアッソ熊本の大木武監督がそれぞれ初受賞を飾っている。
月間MVP連動企画
10月17日（日）23時からDAZNで配信される『やべっちスタジアム』では、J1受賞者のランゲラックへのインタビューを配信予定。さらに、KONAMIの Ｊリーグ公式サッカーゲームアプリ「 Ｊリーグクラブチャンピオンシップ 」内でも表彰に際して企画が実施される。
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