レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、MFエドゥアルド・カマヴィンガを今後も左サイドバックとして起用する考えを示した。
今季4-3-1-2システムでプレーするレアル・マドリードは、相手のサイド攻撃への対応が遅くなることがあり、とりわけ左サイドを攻略されて失点している。アンチェロッティ監督はこれを受けてか、ラ・リーガ第8節ジローナ戦ではDFフェルラン・メンディとDFフラン・ガルシアをベンチに置いて、再びカマヴィンガを左サイドバックとして起用。フランス代表DFは見事期待に応えて攻守で活躍し、チームの3-0勝利に貢献している。
ただし、フランス代表でもレアル・マドリードでも左サイドバックとして存在感を放つカマヴィンガだが、選手本人は自身が中盤の選手であることにこだわり、DFラインでのプレーには否定的とされている。だが2日に会見に出席したアンチェロッティ監督は、今後も同選手を左サイドバックで起用することはあるかを問われ、次のように返答している。
「カマヴィンガをこれからも左サイドバックで使うかどうか? 彼は納得していると思う。もし、彼に左サイドバックでプレーするのと控えになるのではどっちがいいかと聞いたら、左SBと答えるだろうよ。それはつまり、左サイドバックでのプレーに納得しているということだ」
アンチェロッティ監督はその一方で、ここ2試合出場機会のなかったMFルカ・モドリッチについても言及。クロアチア代表MFを起用しないことは「辛い決断」と形容している。
「チャンピオンズの初戦とアトレティコとのダービーではプレーした。ここ2試合に出場しなかったのは、中盤の競争がとても激しいからだ」
「彼との間に問題など一つもない。私はルカという選手、人間を本当にリスペクトしている。だが、ときには本当に辛い決断だって下さなければいけないんだ」
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