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今季ラ・リーガ9勝1分けと無敗で突き進むレアルだが…アンチェロッティ「私たちは無敵じゃない。そんなチーム歴史上存在しない」|ラ・リーガ

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今季ラ・リーガ9勝1分けと無敗で突き進むレアルだが…アンチェロッティ「私たちは無敵じゃない。そんなチーム歴史上存在しない」|ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカーニュース】アンチェロッティ、セビージャ戦前日会見

レアル・マドリードは22日にラ・リーガ第11節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのセビージャ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、ホルヘ・サンパオリ監督就任で勢いを手にしつつあるセビージャへの警戒感を表した。

「自チームの調子は良いし、素晴らしいダイナミズムがある。しかし一試合一試合が独立した物語であり、現在のセビージャは苦境から脱しようと試みている。その気概、姿勢が感じられるし、私たちにとって骨が折れる試合になるだろう。そもそも簡単な試合など存在しないんだよ」

ラ・リーガ第10節までの成績が9勝1分けと、破竹の勢いを見せているレアル・マドリード。だがアンチェロッティ監督は、自分たちが「敵なしのチーム」との指摘を否定している。

「私たちが敵なしだって? いいや。フットボールの歴史において敵なしのチームなど存在しなかったし、どんなチームにも負かされる可能性があるものなんだ。敵なしのチームなどいないと、私たちは考えている。今後も良いプレーを見せ続けたい」

アンチェロッティ監督はまた、現在のチームに改善すべき点があるかを問われると、次のように返した。

「継続性はいつだって追い求めなくてはいけない。ガツンとしたプレー、コレクティブな取り決めも必要ではあるが、しかし私たちはときに、あまりにも鏡を見過ぎているきらいがある。コレクティブなレベルで改善できることは多々あるが、個人レベルについては何も改善できない。ただただ、親御さんたちに感謝をするだけだ。素晴らしいクオリティーの選手を授けてくれたことにね」

その一方でMFトニ・クロースがレアル・マドリードと結ぶ2024年までの契約を延長するか、それと引退するのかについての質問には、こう返答している。

「彼は落ち着いている。ワールドカップの後、1月か2月に考えることになるだろう。おそらく続けるはずだ。シーズン序盤にコンディションに問題を抱えた昨季より、今季の方がずっと良くなっている。彼と話をしたが、落ち着いていたよ」

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