レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、同クラブとの契約延長に喜びを表した。
今夏にブラジル代表監督就任も噂されたアンチェロッティ監督だが、レアル・マドリードと今季限りまで結んでいた契約を2年延長。昨年末にクラブが正式にアナウンスした。
3日のラ・リーガ第19節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのマジョルカ戦の前日に会見に出席したアンチェロッティ監督は、2026年までの新契約を結んだことについて、次のような感想を述べている。
「契約延長をとてもうれしく思う。交渉はとても簡単なものだった。(フロレンティーノ・ペレス)会長と私で合意に至ったのだからね。あと2年間、レアル・マドリードの監督を務められるなんて、本当に幸せだよ」
常勝クラブであるレアル・マドリードは、シーズン終了時のチームの成績から、監督の処遇を決めることを常としてきた。とりわけペレス会長がシーズン半ばで指揮官との契約を延長するのは、異例とも言える。
「自分に継続して仕事をしてほしい……クラブがそう思ってくれたことにこそ価値がある。交渉の内容はさして重要ではないよ。クラブは私の仕事に満足しているから、現時点で契約を延長することを決めた。これが成功なのかどうかは分からない。成功は試合に勝つことであり、それこが私たちが取り組んでいくことだ」
「フロレンティーノの性格が変わった? 彼は変わっていない。レアル・マドリードに対する愛情を、子供の頃から持ち続けているその愛情を持ち続けている人物だ。彼の歩んできた道程はファンタスティックで、今も同じ軌跡を描き続けているよ。このクラブは素晴らしい人物が取り仕切っている」
「これがクラブとの最後の契約か? 2026年以降も続けるかもしれないし、最後の契約になるかもしれない。2027、2028年もレアル・マドリードの監督であり続けることを願うよ」
ブラジル・フットボール連盟(CBF)のエドナルド・ロドリゲス前会長は昨夏、アンチェロッティ監督が「2024年にブラジル代表監督に就任する」と発言していた。
「私はエドナルド・ロドリゲスとコンタクトを取っていた。彼が示してくれた愛情と興味には感謝をしているし、大きな誇りを感じている」
「だが、これははっきりさせておきたいのだが、すべてはレアル・マドリードの決定次第だったんだ。エドナルドは会長ではなくなっていたし、最後には私が望んでいた通り、レアル・マドリードにとどまることができた」
「2026年にブラジル代表監督に就任する可能性は? 分からないよ。彼らが私の決断をどう思っているかも関知していないしね」
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