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アンチェロッティ、ピケに反論「彼は自分の世界に生きている。14回目のCL優勝が記憶に残らないわけがない」| ラ・リーガ

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アンチェロッティ、ピケに反論「彼は自分の世界に生きている。14回目のCL優勝が記憶に残らないわけがない」| ラ・リーガGetty Images
【欧州・海外サッカー ニュース】レアル・マドリードのアンチェロッティ監督が、ピケに反論している。

レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、元バルセロナDFジェラール・ピケ氏に反論した。

ピケ氏はスペイン『RAC1』とのインタビューで、バルセロナが勝利のほか良いプレーを見せないと批判を受けるとの見解を述べた際に、レアル・マドリードについても言及。バルセロナの宿敵がプレーの質に関係なくただ勝利だけを手にするチームと語り、「ペップのバルサが最高のチームと崇められる一方、マドリードの最後のチャンピオンズリーグ(CL)優勝は奇跡的なもので、誰の記憶にも残らない」と、プレーが良質でなければ人々に思い出にも残らないことを主張していた。

そして8日に記者会見に出席したアンチェロッティ監督が、ピケ氏のこの発言について意見を求められた。イタリア人指揮官は元バルセロナDFの発言があまりにもバルセロナ寄りで、レアル・マドリードのファンの考えや感情を一切理解していないものであることを強調している。

「ピケは彼の世界に生きているね。その世界はマドリディスモ(レアル・マドリード主義)とは別物だ。デシモクアルタ(14回目のCL優勝)を忘れるマドリディスタがいるわけないだろう。人生を通して、ずっと覚えている出来事だよ」

アンチェロッティ監督はまた、フットボールの指導者としての哲学についても語る。MFブラヒム・ディアスなど、レアル・マドリードには出場機会に恵まれない選手たちもいるが、イタリア人指揮官はそれが人間・アンチェロッティではなく、監督・アンチェロッティとして下している決断であることを説いている。

「私は監督ではなく、監督という仕事をしている人間だ。選手たちにはそのことを理解してほしい。私は選手をベンチに置いているのであり、その人そのものを控えとして扱っているわけではないんだ。私は全員と素晴らしい関係を築いている。選手たちは私に敬意を持ってくれているし、私も全員に敬意を払っている」

「ブラヒムにとって、私は不公平な監督だろう。しかし彼のポジションではベリンガムがプレーしているんだ」

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