今季、本拠地サンティアゴ・ベルナベウで劇的逆転勝利を導き続けているレアル・マドリードFWジュード・ベリンガム。カルロ・アンチェロッティ監督は、彼の劇的弾が運だけの産物ではないことを強調している。
今夏レアル・マドリードに加入したベリンガムは、ベルナベウデビューとなったラ・リーガのヘタフェ戦で95分に2-1とする逆転弾を記録。MFルーカス・バスケスのミドルシュートをGKダビド・ソリアが弾き、足元にこぼれてきたボールを枠内に押し込んだ。また20日のチャンピオンズリーグ、ウニオン・ベルリン戦でも、イングランド代表MFは94分にMFフェデ・バルベルデが放ったミドルのリフレクトを枠に蹴り込み、1-0勝利をチームにもたらしている。
不撓不屈の精神による劇的勝利をアイデンティティーとするレアル・マドリードで、新加入ながらそれを誰よりも体現しているベリンガム。そのどちらもこぼれ球を押し込んだゴールだったために、“持っている男”とも形容されるが、どうもそれだけではなさそうだ。というのもL・バスケス&バルベルデがミドルを放つ瞬間、両チームの中でベリンガムだけが前に動き出してGKの眼前に詰め、セカンドボールを物にしようとしている。その高次元のテクニックに関してはジネディーヌ・ジダン氏と比較される同選手だが、ゴール前の狡猾さはレアル・マドリードのもう一人のレジェンド、ラウール・ゴンサレス氏のようでもある。
アンチェロッティ監督もウニオン・ベルリン戦後、ベリンガムのゴール前での狡猾さを強調。劇的勝利が、彼の「クオリティー」の賜物であると語っている。
「ベリンガムについて強調したいのは、彼のクオリティーだ。運の要素もあるのだろうが、しかしゴールを決めるために決められる場所にいなくてはならない」
「ヘタフェ戦でも同じことが起こっただろう。2列目から飛び出す彼は、誰よりも抜け目がない。彼にはそうしたクオリティーがあり、それを生かし切っているということなんだよ」
ラ・リーガ開幕5連勝のレアル・マドリードは、ウニオン・ベルリンも撃破して今季公式戦6試合で全勝を貫く。ベリンガムは6得点を記録している。
取材/江間慎一郎
関連記事
●アンチェロッティ、久保建英と対峙のフラン・ガルシアを称賛「相手は非常に危険だったが…」|レアル・マドリード|ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。