レアル・マドリードは15日にラ・リーガ第21節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのエルチェ戦に臨み、4-0の勝利を果たした。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、4得点を決めて、なおかつ無失点で勝利を収めたことへの満足感を表している。
レアル・マドリードは最下位エルチェを相手に、8分のアセンシオのゴールで先制。31分、45分にベンゼマのPKで加点して、3-0として試合を折り返すと、80分に途中出場のMFルカ・モドリッチがダメ押しとなる4点目を決めた。2試合ぶり勝利のチームは、首位バルセロナとの勝ち点8差を維持している。
アンチェロッティ監督は試合後、次のような感想を述べた。
「慢心しないことは重要だ。3-0で勝利していて気を抜けば、問題が生じることになる。感覚的には、私たちは上向いている。この調子で進まなくてはいけない」
FWヴィニシウスが出場停止だったレアル・マドリードだが、彼の代わりに左ウィングとして出場したFWロドリゴが躍動。右サイドでは本来の力を発揮できていない、と感じさせるほどだった。
「彼は左でプレーし始めたわけだし、そちらのサイドに慣れている。ヴィニシウスよりも中に入ってくるね。決定的な働きを見せるが、しかし1対1ではそこまででもない。それぞれが異なるクオリティーを持っているということだ」
アンチェロッティ監督はその一方で、ベンチスタートだったモドリッチがゴールを決めたことについても言及している。
「私にとって、おそらく皆にとっても本当に重要な選手だ。今は全員が重要であり、毎回同じスタメンを組むことはできない。ローテーションをする必要がある」
「実際、クロースがベンチスタートからゴールを決めて、今日はモドリッチも決めてくれた。彼らはベンチスタートでゴールを決めるということだ。2人にしてみれば、いけ好かないかもしれないが、しかし数字がそれを物語っている」
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