バルセロナFWアンス・ファティはブライトン移籍に近づいているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』や『マルカ』が報じている。
昨季、バルセロナの公式戦53試合の内52試合で出場しながらもスタメンを張ったのはわずか14回。そして今季ラ・リーガ3試合もすべてベンチスタートだったアンス・ファティは、移籍を検討し始めたことが報じられていた。
その移籍先にはチェルシー、ボルシア・ドルトムント、トッテナムなどが挙げられていたが、『ムンド・デポルティボ』によれば争奪戦に参加したブライトンが、スポーツ面の構想でアンス・ファティを魅了するオファーを提示したとのこと。『マルカ』によれば、同選手はすでにロベルト・デ・ゼルビ監督率いるチームでプレーすることを決断しているという。
なお移籍の形態だが、バルセロナは自チームの背番号10を背負ってきたこの下部組織出身選手を、レンタル以外で放出する考えはないとみられる。チャビ・エルナンデス監督が「クラブの財産」と形容したアンス・ファティは、2024年までプレミアリーグでプレーすることになりそうだ。
なおアンス・ファティは左サイドハーフおよび左ウィングの選手で、ブライトンでは同じく左サイドを主戦場とするMF三笘薫とポジションを争う可能性もある。ただブライトンの使用する4-2-3-1のシステムで、アンス・ファティは偽9番として1トップ、またはトップ下でプレーすることも可能とみられ、両者の共演も目にできるかもしれない。
関連記事
●先制点アシストのレアル・ソシエダMF久保建英に現地メディア「絶対的な存在」 | ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。