レアル・マドリードMFマルコ・アセンシオが同クラブ退団か、それとも残留かの岐路に立たされている。スペイン『マルカ』が報じた。
スペイン代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)に臨むことを目指すアセンシオだが、レアル・マドリードでの状況は想像以上に厳しい。UEFAスーパーカップのフランクフルト戦(2-0)、さらにラ・リーガ開幕節アルメリア戦(1-0)では、ベンチスタートでも出場機会なし。このまま同クラブに在籍していても、W杯出場の目標が遠ざかるかもしれない。
加えてレアル・マドリーとの契約が今季限りで切れる状況のアセンシオだが、現時点で延長オファーが届く気配はなく、それどころか同クラブは良い獲得オファーが届けば売却に応じる考えともされる。ただ移籍するとしても問題なのは、代理人のジョルジュ・メンデス氏は現状、スポーツ&年俸の両面で同選手を満足させるオファーを届けられていないことにあるようだ。
いずれにしてもアセンシオは移籍市場が閉まるあと2週間の内に、W杯も見据えて他クラブに移籍するか、それともレアル・マドリードで状況の逆転(出場機会の確保及び契約延長オファーの獲得)を目指すか決めることになりそうだ。なおカルロ・アンチェロッティ監督は、先にアセンシオとMFダニ・セバジョスには今季も自チームでプレーし続ける意思があると話していたが、「彼らの考えが変わる場合にはそれを受け入れることになるだろう」と退団を許容する考えも明かしていた。
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