アトレティック・クラブは、スペイン代表FWニコ・ウィリアムズとのさらなる契約延長を目指しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
今回のインターナショナルウィークで初めてスペインのフル代表に招集されたN・ウィリアムズ。ポルトガル戦では後半途中からの出場で積極果敢なプレーを見せると、クロスを頭で中央に折り返し、FWアルバロ・モラタの決勝点をお膳立てしている。スペインはこのゴールによって、ネーションズリーグの決勝ラウンドに駒を進めた。
スペイン代表初招集でいきなり活躍を見せたN・ウィリアムズだが、アトレティックとの契約は2024年までで、契約解除金は5000万ユーロと他クラブにとって手が届きやすい額に設定されている。この現行契約は2022年2月に結ばれたものだが、アスレティックはそれ以降も成長し続ける20歳FWの放出を防ぐためにも、新たな契約延長を結ぶ考えという。
イニャキ・ウィリアムズの弟としても知られるニコは、2021年4月にアトレティックのトップチームでデビュー。2020-21シーズンの記録は2試合の途中出場だったが、翌シーズンには40試合に出場して4ゴールを記録し、今季はここまでの6試合すべてでピッチに立っている。
若さ、大胆さ、スピード、両足の精度の高さと、成功するための要素を多く有しているニコ。ワールドカップやネーションズリーグ決勝ラウンドで活躍すれば移籍市場での人気銘柄となるのは間違いなく、そのためにアスレティックは、できる限り早くさらなる契約延長を結びたいようだ。
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