アトレティコ・デ・マドリードは、FWアンヘル・コレアをサウジアラビアに売却する場合には、2選手の獲得を目指す考えのようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
サウジアラビアのクラブから興味を持たれ、移籍を真剣に検討しているというアンヘル・コレア。『マルカ』曰く、アトレティコは納得のいく獲得オファーが届いた場合には放出を受け入れ、その売却収入で二つのポジションの補強を目指すという。
アトレティコが補強したいポジションの一つはもちろん、A・コレアが抜ければアントワーヌ・グリーズマン、アルバロ・モラタ、メンフィス・デパイの3選手だけになるFW。そしてもう一つはMF、もっと言えばアンカーを務められる守備的MFのようだ。
アトレティコは守備的MFについて、昨夏にはMFマルコ・ヴェッラッティ、MFピエーミル・ホイビュアの獲得を目指したものの金銭的な問題で断念したという。しかしスペイン・スーパーカップ準決勝レアル・マドリード戦(3-5)で左サイドバックのDFハビ・ガランにボランチを務めさせたように、同ポジションの人員が不足しているとの認識は変わっておらず、ディエゴ・シメオネ監督、アンドレア・ベルタSD(スポーツディレクター)は今なお補強をあきらめていないようだ(ちなみにアンカーはMFコケが務め、アクセル・ヴィツェルがセンターバックとしての起用がメインとなっているために、バックアッパーがいない状況が続いている)。
アトレティコはA・コレアの移籍金額についてすでに探りを入れられたものの、安価を理由に否定的な反応を見せたとのこと。FWとMFの補強を目指す同クラブは、放出を容認するとしても、できる限り高い移籍金で売却することを目指すようだ。
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