アトレティコ・デ・マドリードのエンリケ・セレソ会長が、バルセロナにレンタル移籍中のFWジョアン・フェリックスについて語った。スペイン『マルカ』がコメントを伝えている。
今夏の移籍市場でアトレティコからバルセロナにレンタル移籍したJ・フェリックスは、ことあるごとに「バルセロナで幸せ」という主旨の発言を繰り返している。3日にも「(アトレティコとの)違いなんて、クラブやプレーの方法など、ありとあらゆるところで見てもらえるはずだ。僕はバルサのプレーに最高にはまっている」「僕は環境を変える必要があった。昨季チェルシーに移籍したときと同じように幸せだよ。それが重要なことなんだ」と、まるでアトレティコとディエゴ・シメオネ監督を忌避しているような言葉を口にした。
そして4日には、アトレティコのセレソ会長がJ・フェリックスのそうした発言について見解を述べた。同会長は、所属元がアトレティコと自覚して発言しているならば、問題はないと語っている。
「それぞれが好きなように考えればいいし、ジョアンは言いたいことを口にできる。彼は自由だ。アトレティコからのレンタルでバルセロナにいることも分かってはいるだろう。彼は欧州最高の選手の一人だ」
「J・フェリックスがアトレティコで成功しなかった理由? 技術的なことに首を突っ込む気はない。ここでは機能せず、バルセロナでは機能しているというだけだ。私たちはこの状況を歓迎しているし、世界最高の選手になってほしいと思っている」
なおアトレティコとJ・フェリックスの契約は2029年までで、バルセロナは買い取りオプションを保有していない。J・フェリックスの移籍金は1億ユーロ近くともされている。
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