アトレティコ・デ・マドリードのエンリケ・セレソ会長が、FWアントワーヌ・グリーズマンの起用及び買い取り問題について口を開いた。
ディエゴ・シメオネ監督は今季ここまで、グリーズマンを60分過ぎから起用し続けているが、これはクラブの方針に沿った起用方法とみられている。アトレティコは2年前にバルセロナからレンタルで獲得したグリーズマンについて、45分以上出場させる試合が50%以上になれば4000万ユーロで買い取る義務が生じると認識しているようで、同額での買い取りに否定的な様子。なおバルセロナは昨季の出場率だけで買い取り義務が発生していると認識していることが報じられている。
そうした状況の中で、アトレティコのセレソ会長が口を開いた。スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じた同会長は、グリーズマンの起用及び買い取り問題が「解決すべき」問題であるとの見解を示している。
「私たちはバルサと話し合いの場を持ってもいなければ、そうした場を設けるというニュースも受け取っていない。思うに、グリーズマンの件についてはとても明白であり、君たち全員が想像している通りだと思う。すべてが完璧に解決されなくてはならないし、解決すべきことがあるんだよ」
「これは合意に至るかどうかという話だ。しかし、ここまではどんなニュースも存在していない。シーズン開幕からまったく変わっていないよ」
「君たち全員が想像している通り」と話したセレソ会長。アトレティコの戦略としては、年俸負担があまりに重くグリーズマンを放出したいバルセロナと、買い取り価格を引き下げるべく交渉を行う狙いがあると噂される。
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