アトレティコ・デ・マドリードDFマリオ・エルモーソは今季限りで同クラブを後にするのかもしれない。スペイン『マルカ』が報じている。
アトレティコは新型コロナウイルスのパンデミック後にチームの人件費見直しを進めており、これまでにはディエゴ・シメオネ監督、FWアルバロ・モラタ、DFホセ・マリア・ヒメネスが減俸を了承。MFコケも受け入れるとみられるが、主将と同じく今季限りで契約が切れるエルモーソは難色を示しているようだ。
アトレティコは2019年夏にエスパニョールからエルモーソを獲得し、選手とは年俸450万ユーロ(ネット)の5年契約を結んだ。450万ユーロは現在の給与体系、他選手たちの年俸額との関係においては「高過ぎ、禁じられた」額であり、クラブ側としては何としてでも引き下げたいようだが、選手側は現在キャリア最盛期とも言える活躍を見せている状況での減俸に否定的な見解を示してるという。
アトレティコはエルモーソの反応を受けて、後釜の獲得も視野に入れ始めた模様。その一方で1月から他クラブとの交渉が可能となるエルモーソは、フリーで移籍すればより好条件の契約を結べることを考慮に入れつつ、去就について検討していくとの様子だ。
エルモーソは、現在5-3-2/3-5-2のシステムを採用するアトレティコの左CBとして定位置を獲得。その正確なフィードのほか積極的な攻撃参加によって、同チームに大きく貢献する存在となっている。
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