FWジョアン・フェリックスのアトレティコ・デ・マドリード退団の意思は、もう絶対揺らがないほどに強いようだ。
ディエゴ・シメオネ監督との確執から、今夏でのアトレティコ退団を決断しているとされるJ・フェリックス。シメオネ監督は28日のラージョ・バジェカーノ戦(7-0)後に「私はジョアンのゴールも必要としている」と話すなど、まだ戦力として考えていることを強調したが、選手本人にアトレティコに残る気持ちは微塵もない様子だ。
スペイン『Relevo』によれば、J・フェリックスはマドリードの自宅をすでにほかの人に貸し出しており、すでに退路を断ったとのことだ。
また同メディア曰く、J・フェリックス及びその代理人のジョルジュ・メンデス氏は、同選手が「子供の頃からあそこでプレーするのが夢だった」と発言したバルセロナ移籍を第一希望にしている模様。もしバルセロナが財政難による選手登録の問題を解消できるならば、市場が閉鎖するまで移籍の実現を試みる考えという。
そして、もしバルセロナに移籍できない場合、J・フェリックスは市場が欧州より2週間長く開いているサウジアラビアへと向かう覚悟を固めている様子。サウジアラビアのクラブでは過去に、アル・ヒラルが同選手のレンタル料1500万ユーロを支払う用意があると報じられていた。
ただし、アトレティコはサウジアラビアでプレーすればJ・フェリックスの市場価値が落ちるとして、同国のクラブに対してはレンタルではなく完全移籍での放出を望んでいるとされる。だが『Relevo』は、欧州の市場閉鎖後もポルトガル代表FWがクラブに残っている場合、アトレティコがその考えを改める可能性があると指摘している。
関連記事
● レアル・マドリードに大きな痛手…ヴィニシウスがハムストリング負傷で4-6週間の離脱へ | ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。