アトレティコ・デ・マドリードMFコケは、同クラブの歴代最多出場選手となった理由を、チームファーストの精神でプレーしてきたためと語った。
コケは1日のラ・リーガ第7節、敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ（2-0）で通算554試合目の出場を果たし、1959〜76年にアトレティコでプレーしたアデラルド・ロドリゲス氏の記録を上回り最多出場記録を塗り替えた。その次のクラブ・ブルッヘ戦（0-2）が555試合目の出場で、ここままどこまで記録を伸ばすかに注目が集まっている。
2009年、17歳でアトレティコのトップチームデビューを果たし、30歳にして偉業を成し遂げたコケ。テクニックの高さが際立ちながらも、チーム内で誰よりも走り、献身的な守備で貢献してきた同選手だが、本人はそうしたプレースタイルこそが新記録樹立やトップレベルでプレーし続けられる理由との見解を示している。
「長い間プレーする鍵は、自分自身のことについて考えず、チームを念頭に置いているからだ。そうできれば、様々なことを成し遂げられる。フットボールは集団スポーツであり、たった一人の選手で勝つわけじゃないからね」
「自分の長所の一つを挙げるとすれば、自分自身について考えずにチームについて考え、チームの力になろうとしていることとなる。それは、僕の信念と言ってもいい。両親、監督、チームメートから叩き込まれたことなんだよ」
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