アトレティコ・デ・マドリードは9日にラ・リーガ第10節、敵地ソン・モッシュでのマジョルカ戦に臨み、0-1の敗戦を喫した。負傷から復帰したMFコケは試合後、チームが苦境を脱するために全員が団結する必要を説いている。
公式戦ここ4試合で勝利から見放され、チャンピオンズリーグ敗退を強いられただけでなくヨーロッパリーグ出場すらも逃したアトレティコ。この試合でも低調なパフォーマンスは変わらず、16分にFWベダト・ムリキの先制点を許して、同点に追いつけぬまま試合終了のホイッスルを聞いた。これで公式戦5試合、ラ・リーガでは3試合勝利がなく、勝ち点を24から伸ばせず6位まで後退している。
ただ、このマジョルカ戦ではポジティブな出来事もあった。この失望を重ね続けてきた期間、負傷によって戦線を離れていた主将コケが復帰。これまでもコケ不在時に不調に陥ってきたアトレティコは、主将が後半途中からピッチに立つと効果的な攻撃を見せるようになった。
頼れる主将は試合後、『DAZN』とのフラッシュインタビューで次のようにコメントしている。
「後半のチームはチャンスを手にしていた。ただボールが枠に入りたがらないときもある。今日、相手チームは一度ゴールまで到達して、そのチャンスを決め切った。僕たちは良くない流れにいるが、それを変えなくちゃいけない」
「今は全員で向き合って仕事に取り組まないと。口を閉じて、一枚岩になって、この苦境を乗り越えないとね」
「ファンにメッセージ? 彼らはいつものアトレティを見たいと願っている。自分からは僕たちを信じてくれと言わせてもらいたい。アトレティはここから、絶対に前へと進んでみせるよ」
「チームがシメオネに疑いを持っている? どうしたら監督のことを疑えるって言うんだ? 疑っていたらピッチに立つことだってないさ。監督やチームに対する疑いはゼロだ。僕たちは死ぬ気でプレーする」
「この最悪な時期こそ、僕たちは団結しなくてはならない。そう、そうしてみせるんだ」
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