アトレティコ・デ・マドリードは26日のラ・リーガ第31節、本拠地シビタス・メトロポリターノでのマジョルカ戦に3-1で勝利した。主将MFコケは試合後、現在の目標がレアル・マドリードを抜き去り、2位になることであると公言している。
マジョルカの先制点を許したものの、前半終了間際にMFロドリゴ・デ・ポールが同点弾を決め、後半にFWアルバロ・モラタ、MFヤニック・カラスコが加点して逆転で試合を物にしたアトレティコ。ジローナに敗れた2位レアル・マドリードとの勝ち点差を再び2に縮めている。
コケは試合後、宿敵を上回ってラ・リーガを終える意欲を示した。
「現実的にならないといけない。僕たちはワールドカップ後から素晴らしい試合を重ねるようになった。美しいフットボールで結果を収められるようになったんだ。
「僕たちは目標を設定しなければならない。(勝ち点13差の)バルセロナはとても遠いが、マドリードまでは勝ち点2差だ。彼らを逃してはいけないし、このまま進み続けよう。僕たちは2位を目指すべきなんだよ」
1903年4月26日に誕生したアトレティコにとってこのマジョルカ戦は、創立120年の節目に行われた試合だった。選手たちは創立当時の青白のユニフォームに袖を通して戦い、試合後には大々的なセレモニーも行われている。
「感動的だった。120年って数字は素晴らしいし、ファンに勝利という喜びも届けることができたしね。決して忘れられない1日だったよ」
「100周年のとき自分がどこにいたかって? 朝に試合を戦って、午後にスタジアムに行ったね。クラブが下部組織の選手たちに入場券をくれたから」
コケの前に記者会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、「アトレティコを愛するためには、まずクラブのことを理解しなければならない」と語っていた。
「クラブの内部、またはスタンドから観戦しない限り、自分のチームを理解することなんてできない。実際に体験することで、君はまた異なる存在になるんだ」
「自分には他チームのサポーターの友人たちがいる。でも彼らはこのスタジアムを訪れて、恋をしていたよ。『自分のチームとはまったく違う。好きなのは自分のチームだけど、アトレティはすごいな』って言ったんだ」
「実際に体験してみるまで、これは説明ができないことなんだ」
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