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アトレティコ主将コケ、クラブ退団を望むJ・フェリックスに…「一番大切なことはクラブとチームメートへの敬意だ」| ラ・リーガ

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アトレティコ主将コケ、クラブ退団を望むJ・フェリックスに…「一番大切なことはクラブとチームメートへの敬意だ」| ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカーニュース】アトレティコ主将コケが渦中のジョアン・フェリックスについて思うことは……。

アトレティコ・デ・マドリード主将MFコケは、クラブが自身と同ポジションの選手を獲得しようとしていることを前向きに捉えている。

昨季後半戦から5-3-2のアンカーとして起用され、FWアントワーヌ・グリーズマンとともにアトレティコ復調の鍵を握ったコケ。ただしクラブはMFジョフレイ・コンドグビアがマルセイユに移籍したこともあって、手薄となっている“5番”のポジションの補強を目指しており、パリ・サンジェルマンMFマルコ・ヴェッラッティらビッグネームを獲得候補としていることも報じられている。

つまりは、コケとポジションを争うライバルが加入する可能性もあるということだが、本人はまったく動じていない様子。アトレティコ主将はメキシコツアー中にスペイン『カデナ・セール』とのインタビューに応じ、チーム内競争が存在することの必要性を説いている。

「自分は競争が好きだ。5番が来るのかどうか、そして、それが誰になるのかは分からない。市場が閉まるまで入り口は開いているんだ。いずれにしても、競争があればあるほど、チームにとっては素晴らしい」

コケはまた、今季チームの目標も“チャンピオンズリーグ出場権獲得以上”であることを強調した。

「もちろん、僕たちの目標はチャンピオンズに出場することだ。それがクラブに財政的安定をもたらしてくれるわけだから。でも、もっと自分たちに厳しくして、さらなるものを求める気持ちだってある。レアル・マドリーとバルセロナが僕たちより上にいるとは分かっていてもね」

「昨季の僕たちは後半戦から安定感を手にして、2位に限りなく近づいてシーズンを終えたんだ」

その一方で、今夏でのアトレティコ退団を希望しているFWジョアン・フェリックスについて問われると、次のように返答している。

「しっかり練習に取り組んでいる。各選手のメンタリティーが異なるのは当たり前だ。現在の彼はアトレティコの選手であり、選手は所属しているクラブのために最後の日まで全力を尽くさなければならない。今、彼はそうしているよ」

「クラブ関係者の全員が『クラブのために尽くすべき』と話している? それがスローガンなのか? そのメッセージは(イタリア移籍が噂されるFWアルバロ・)モラタにも言えることだが、アトレティコでもほかのクラブでも、第一に所属クラブとチームメートに対して敬意を払わなければならない」

アトレティコの下部組織で育ち、アトレティコ一筋でプレーし続けるコケ。31歳の歴代最多出場記録保持者(587試合)は、その記録を伸ばし続けることを望んでいる。

「いつも言ってきたことだ。僕はアトレティコでキャリアを終えたい。あと1年で契約が切れる? 自分の番になったときにクラブから話を聞くことになるが、自分の意思はここで選手生活を終えることにある

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