アトレティコ・デ・マドリードは26日、ロイヤル・アントワープに所属していたベルギー代表MFアルトゥール・フェルメーレン(18)の獲得を発表した。
アトレティコは昨夏の移籍市場から主将MFコケのバックアッパーを務められるアンカーの選手、つまりは5番タイプを求め、当時PSGに在籍していたMFマルコ・ヴェッラッティ(現アル・アラビ・ドーハ)などを狙ったが、金銭的なハードルの高さによって断念していた。
そしてこの冬、彼らがついに手中に収めた5番は、頼れるベテランではなく長い活躍が見込める若手選手だった。スペイン『マルカ』によれば、アトレティコは移籍金2500万ユーロ(約40億円)+インセンティブという条件で、フェルメーレン移籍についてロイヤル・アントワープと合意している。
アーセナルやバルセロナも獲得に興味を持っていたとされるフェルメーレンは、25日にマドリードの空港に到着し、翌日にアトレティコのメディカルチェックをパス。同クラブと2030年まで契約を結んだ。
フェルメーレンはピッチ中央を主戦場とし、豊富な運動力、卓越したボール奪取力、精度の高いビルドアップのパスを長所としている。アトレティコにとって同選手の獲得は”将来への投資”の意味合いが強いが、その能力の高さに鑑みればコケのバックアッパーとして、今季から活躍を見せられるかもしれない。
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