アトレティコ・デ・マドリード移籍が秒読み段階に入っているというレアル・ソシエダDFロビン・ル・ノルマン。実際に移籍が成立すれば、アトレティコ史上最高額のDFとなる。スペイン『マルカ』が報じた。
今夏にセンターバック2選手、MF1選手、FW1選手の獲得を目指すアトレティコだが、補強第1号はル・ノルマンになることがほぼ確実とみられている。
ル・ノルマン本人はソシエダを離れてキャリアを進めていくことを決断し、すでにアトレティコと個人合意に至っているとされ、またアトレティコのアンドレア・ベルタ氏とソシエダのロベルト・オラべ氏の両SDは数カ月にわたって話し合いを行なってきたという。そしてル・ノルマンがスペイン代表としてEURO2024に臨むことを受けて、アトレティコは獲得の動きを早めることにしたようだ。
すぐにでも獲得を決める考えのアトレティコは、移籍金3000万ユーロでソシエダを説得することを目指す模様。一方でソシエダは契約解除金を約2000万ユーロ下回る、4000万ユーロ近い額で売却する考えとのことだ。
最終的な移籍金額がどうなるのかは不透明だが、アトレティコの望むように3000万ユーロで決着がついても、ル・ノルマンは同クラブ史上最高額のDFになる。これまでの最高額DFはマリオ・エルモーソで、アトレティコは2019年にエスパニョールに2500万ユーロを支払って獲得していた。なおエルモーソは減俸の契約延長オファーを断ったために、今夏アトレティコを離れることになる。
エルモーソはアトレティコ全体の移籍金ランキングでは15位に位置。同選手に次いで移籍金が高かったDFは、キーラン・トリッピアーの2200万ユーロ(17位)、ロディの2175万ユーロ(21位)となっている。ちなみにトップ3は、1位がFWジョアン・フェリクスの1億2700万ユーロ、2位がMFトマ・レマルの7000万ユーロ、3位がFWジエゴ・コスタの5500万ユーロとなっている。
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