アトレティコ・デ・マドリードは30日、クラブエンブレムを2016年以前のものに戻すことを決定した。
アトレティコは2016年にクラブエンブレムを変更。グローバル市場を意識して、よりモダンなデザインとした。しかしながらソシオ(クラブ会員)を中心としたサポーターの間では以前のエンブレムへの愛着が常々語られ、スタジアムやSNSを通じて以前のエンブレムに戻すべきと訴えられ続けてきた。
この状況を受けたアトレティコは今月24日、まず13万8477人の全ソシオ(年間シート保持者/非保持者のどちらも)を対象にしてエンブレムを過去のものに戻すのかどうかの相談を行った。その後ミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOが44%にあたる6万1021人からエンブレム変更を提言されたことを報告し、取締役会で現エンブレムを維持するのか旧エンブレムに戻すのかのソシオ投票の開催を承認している。
そして28日から30日まで行われたソシオ投票の結果は、投票が打ち切られた30日にすぐ発表された。全ソシオ13万8881人の内7万7690人が投票(投票率56%)した結果、6万8894人(投票者の88.61%、全体の49.61%)が旧エンブレムに戻すことを希望し、その一方で現エンブレムを支持したのは8796人(投票者の11.32%、全体の6.33%)だった。これによって2024-25シーズン以降の旧エンブレム復活が決定している。ちなみに2023-24シーズンも現エンブレムを使用するのは、現行のものを使用したユニフォームやグッズなどがすでに生産されているため。
なお最初の相談が行われた際には、アトレティコの関係者たちもSNSを通じて自分たちの意思を表明。フェルナンド・トーレス、コケ、キコ、フットレ、サウール、フアンフラン 、ヒメネス、チアゴ、ビジャ 、マリオ・スアレス、そしてディエゴ・シメオネも旧エンブレムに戻すことを希望していた。
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