アトレティコ・デ・マドリードの下部組織出身選手がブレイク間近だ。Bチームの19歳MFパブロ・バリオスが3試合連続で活躍を披露した
コパ・デル・レイ2回戦アレンテイロ戦(3-1)でチーム2点目を決め、ラ・リーガ第15節エルチェ戦(2-0)ではスペイン『マルカ』の採点で単独最高の3点満点をつけられるなど、強烈な存在感を放っていきたパブロ・バリオス。4日に行われたコパ・デル・レイのベスト32、オビエドとの一戦では3戦連続スタメンとならず60分からピッチに立ったが、限られた時間の中でもしっかりと結果を残している。
出場直後からその類い稀なパス能力でチームを牽引しようとする意気込みを示したP・バリオスは、84分にFWアンヘル・コレアのお膳立てからチーム2点目を記録。アトレティコの2-0の勝利に貢献し、トップチームに自分の居場所があるべきことを強烈にアピールしている。
豪華な陣容を誇るようになっていったディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコのトップチームで、カンテラ出身選手が定着することは難しい。だがP・バリオスはMFガビ、MFコケ、MFサウール・ニゲス、DFリュカ・エルナンデスのように定着を果たせるのかもしれない。そのことを予感させるのは、シメオネ監督本人だ。
アルゼンチン人指揮官はオビエド戦後の記者会見で、P・バリオスについて次のように語ったのだった。
「彼は約束された未来だ」
「フットボールに年齢は存在しない。ゲームというものを理解し、勝負を挑めるだけの強い意思を持った選手がいる。そういう選手が私たちを興奮させるんだ」
「こうしたレベルにあるカンテラーノ(下部組織出身選手)は、ずいぶん久しく目にしていなかった」
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