レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、アトレティコ・デ・マドリードのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOに反論している。
スペイン『マルカ』によれば、ヒル・マリンCEOは先のダービーに1-3で敗れたレアル・マドリードが、地上波で放送されている『レアル・マドリードTV』などを通じて審判批判を展開していたことを糾弾。近しい関係者に対して、次のような言葉を述べたという。
「彼ら(レアル・マドリード)は大会を汚している。審判が耐え切れないような空気をつくり出しているんだ」
「レフェリングの分析家たちは、審判の判断は正しかったという意見で合意している。それにもかかわらず、彼らはそうした策を講じることを止めないんだよ」
「(『レアル・マドリードTV』の出演者について)彼らは熱狂的なサポーターでしかない。そうしたことを言わなければ、すぐに仕事を失うことになるんだ」
ヒル・マリンCEOの言葉について意見を求められたのが、アンチェロッティ監督だった。27日のラ・リーガ第7節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのラス・パルマス戦(2-0)後に会見に出席したイタリア人指揮官は、「レアル・マドリードは大会を汚している」という見解をどう思うか聞かれ、次のように返答している。
「私は取り合いたくない。私にしてみれば、彼は派手に間違えているよ。まあ誰も完璧ではないのさ」
「私は首を突っ込まない。それぞれが好きなことを言えばいいんだ」
アンチェロッティ監督はまた、MFブラヒム・ディアスとFWホセルのゴールで勝利したラス・パルマス戦について、ダイレクトにゴールを狙う展開が多かった理由を次のように説明している。
「ダイレクトパスはGKと1対1になる上で最高の選択だ。私はポゼッションのスーパーファンではない。ゴールのスーパーファンなんだよ」
その一方で、第1節アトレティック・クルブ戦からノーゴールが続くFWロドリゴについても言及している。
「ストライカーにはそういったことが起こる。ゴールがなければ不安が生まれてしまうんだ。私たちにできることがあるとすれば、それは彼を信頼し続けることだろう」
「今日はホセルのゴールをファンタスティックにアシストしてくれた。彼にとってゴールは重要なものだが、ゴールについて考えていないときにこそ、その瞬間がやって来るはずだ」
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